4月23日、アメリカのウェブサイト作成サービス会社Weeblyは4億5500万米ドルのバリュエーションで、中国の大手インターネット企業TencentとSequoia CapitalからシリーズCで3500万米ドルの資金調達を実施したことを発表している。Weeblyによると、調達した資金は新規市場への拡大と開発へのさらなる投資に活用されるという。
スタートアップWeeblyは3人のペンシルバニア州立大の学生によって設立され、創業から8年が経過している。コーディングや専門技術を必要とせずドラッグアンドドロップ機能のみでプロ仕様のウェブサイトを作成するサービスを、特に小さな企業の顧客相手に提供している。Weeblyは2000万以上ものサイトをホストしているとしており、これらのサイトには毎月1億7500万人の訪問者が訪れるという。
中国インターネット大手のTencentは最近、投資活動に積極的だ。2013年の10か月間で海外市場に向けて20億米ドルもの投資を実施しており、うち大部分はスタートアップに対する投資であった。
買収や投資先の可能性を見極めるためのオフィスをアメリカに構えるTencentは、急成長を遂げているアメリカのスタートアップのポートフォリオを拡大していっている。同社が投資したスタートアップには、モバイルメッセージアプリのSnapchat、eコマースサイトのFab、モバイルゲームメーカーのPlain Vanilla、モバイルゲーム動画録画サービスのKamcord、そしてゲームデベロッパーのActivision Blizzardがある。
via Technode【原文】
@technodechina
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