Uberの1兆円評価は高いのか?

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<ピックアップ>Uber, The Next $100 Billion Company

Uberが100億ドル(100円換算で1兆円)評価で資金調達ラウンドを開始しているという話題が流れた際、報じてるブルームバーグですら「ちょっとバブルじゃね?」という論調でしたが、BIは少し違う視点で取材しているようです。

まず、Uberが高いとみられている理由として、そもそも単なるオンデマンド配車サービスとしてのイメージが強いこと、それと本質的に彼らがターゲットにできる市場はロジスティクス全般であり、そこではFedexやUPSがベンチになるべきだ、という視点が抜け落ちていると指摘してるんですね。

確かにUberは大変小さな試みですが、こういうデリバリを始めています。

<参考記事>タクシー配車のUber、自転車便の「UberRUSH」を開始

また、Uber創業者の友人で初期投資家でもあるShervin Pishevar氏が言及するUberの「デジタルメッシュ」は興味深い内容です。具体的な内容はありませんが、想像するにいわゆる彼らのコントロールが可能な「ラスト・ワンマイル地図」と捉えていいでしょう。

現在世界100都市で展開を進めるUberがもし、前述のようなロジスティクス・カンパニーになった場合、別に運ぶのは人だけでなくてもいいわけで、可能性は無限大に広がります。

<参考記事>タップひとつ、たった20分でほかほかのお弁当が届く「bento.jp」が渋谷区&港区の一部でサービス開始

最近では国内でも弁当の配達などが話題になってますし、こういう「スマートフォン+ラスト・ワンマイル」的なビジネスの総合プラットフォームと考えると、また違った側面が発見できるかもしれませんね。

via Business Insider【G翻訳】

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