リリースラッシュのWebPay、決済手数料が業界最安水準「2.69%」の新料金プランを発表

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ウェブペイ株式会社は、本日同社が提供するカード決済システム「WebPay(ウェブペイ)」の決済手数料を6月1日より業界最安水準 2.69% に改定すると発表した

「WebPay」は、ECサイトやウェブサービス、モバイルアプリ向けにクレジットカード決済システムを提供するサービス。自社サービス開発が必要なスタートアップや大企業の新規事業などがメインのユーザとなっており、クラウド会計のfreeeやwantedlyなどがユーザとして名前を連ねる。

これまで、「WebPay」は初期費用と月額費用はともに無料。1回の取引あたりの決済手数料がVISAおよびMasterCardで3.25%となる料金プランのみを提供していた。

webpay

今回の決済手数料改定により、新たに月額費用は有料で、VISAおよびMasterCardの決済手数料が国内の決済サービス業界で最安水準となる「2.69%」のプロプランが設けられた。ユーザは既存のスタータープランとプロプランの2つのプランから選びことが可能になる。

リリースラッシュのWebPay

WebPayは5月、リリースラッシュだった。時系列順に並べると以下の通りだ。

5月12日、定額の月額・年額課金処理を実行可能にする定期課金機能の提供を開始。5月14日に、ライフカードと業務提携し、5月20日にはクレジットカード決済を簡単にiPhoneアプリに組み込むことができるiOS SDKの提供を開始し、サービスの利便性を向上させてきた。

ウェブペイ代表取締役CEOの久保 渓氏は今回の発表に際し、以下のようにコメントしている。

ウェブペイでは、現在3つのサービス領域に力を入れています。それは「B2B」、「モバイルアプリ内のカード決済」、そして「定期課金」です。この3つの分野で、自社サービスを開発している方向けの決済サービスとして、より価格と機能の両面で、さらなるサービスレベルの向上を目指していきます。

また、サービスリリースから1年たち、多くの急成長するスタートアップや大企業にもご利用頂けるサービスに育ってきました。これまでは、「ひとまずWebPayで良いよね」というような新規サービスに利用頂く決済サービスでした。

これからは「ずっとWebPayで良いよね」と言ってもらえるような、より多くの皆様にご利用頂けるサービスとして、しっかりと価値あるサービスを提供していきたいと考えています。

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