Weiboは低調なIPOデビューで失望も。株価は低水準から高騰

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(編集部注:この記事の初出は4月18日、Sina Weiboの株式公開初日のものです)

小規模かつ低調な株式公開ののち、Sina Weibo(NASDAQ:WB)はウォール街にて1株17ドルで取引が始まり、株価レンジの低い方の水準をつけるとみられていた。ウォール街での取引開始後、WeiboのIPOが2時間半経過したところで最終的に株価はわずか16.27ドルでデビューすることとなる。その後株価は徐々につり上がり、本情報の公表時点では18.94ドルである(Weiboは取引初日を20.24米ドルで終えることができた)。

Weiboは中国のインターネット大手Sina(NASDAQ:SINA)のスピンオフ企業で、本日早々2000万株のうち1680万株を売り出し、ニューヨークで比較的控えめなデビューを果たした。この中国ソーシャルネットワーク企業は多くの人が予想していた4億ドル超ではなく2億8600万ドルを調達した。

Weiboは1億4380万人の月間アクティブユーザがいる(2014年3月)。これに対しTwitterの月間アクティブユーザ数は2億4100万だ(2013年第4四半期)。しかしながら、両社の企業価値の格差はかなり大きい。Weiboが本日IPOデビューを果たしたことで同社の価値は34億ドルとなった一方、Twitter(NYSE:TWTR)の時価総額は木曜日早朝の取引時点で268億ドルである。

via Tech in Asia【原文】

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