多様なコミュニケーションを可能にするアプセサリ「AYATORI」がIndiegogoでプロジェクト掲載をスタート

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スマートフォンのイヤホンジャックに挿して利用するアプセサリ「AYATORI」が、クラウドファンディングサイト Indiegogo での資金募集を開始した。「AYATORI」はスマホに差すことで、専用アプリから光らせて遊ぶことを想定したガジェットで、目標金額は3万ドルとなっている。

「人と人を光でつなげる」をコンセプトにしたこのアプセサリを開発しているウィンクルは、過去にハードウェアコンテスト「Gugen」に出場し、クラウドファンディングサイトCAMPFIREでも資金調達に成功している他、「Incubate Camp 6th」に参加したり、IVS Launch Pad等にも参加している。少しずつその形を変えてついに量産を目的とした資金調達が始まった。

「AYATORI」で現在開発中のアプリによって、いくつかの体験が可能になる。自分の趣味を登録しておき、同じ趣味の人とすれ違うとデバイスが光るすれ違い通信アプリや、ペンライト型アプリ。ボタンを押すと相手のデバイスが光る非言語コミュニケーションアプリなどだ。

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最近、ハードとアプリの組み合わせで注目を集めたスタートアップといえば「Moff」だろう。同スタートアップはそのデバイスのユニークさ以外にも、ユーザがそのデバイスを利用することで得られるデータなどに価値を置いている。

「AYATORI」もハードとアプリを組み合わせてサービスを提供し、既存の体験をリプレイスしたり、新たな体験を生み出そうとしているスタートアップだ。まずはクラウドファンディングが成功するかどうかが重要だが、今後の動向に注目したい。

販売価格は1個25ドル、2個セットで45ドルを予定している。出荷時期は2014年12月となる予定だ。以下はプロダクトの紹介映像。



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