スタートアップへの投資・育成事業を行うインキュベイトファンドは、起業家と投資家が合同で合宿を行う「Incubate Camp 7th」を、2014年10月24日(金)、25日(土)に開催すると発表した。
本誌はこれまでに第5回、第6回の「Incubate Camp(インキュベイトキャンプ)」を取材している。同イベンtのの様子については以下のレポートをご覧頂きたい。
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第5回の様子
投資家が起業家をドラフト指名ーー事業プランを磨き続ける2日間「インキュベイトキャンプ 5th」初日レポート
激戦の決勝プレゼンーー13組の起業家・投資家ペアが事業アイデアを発表した「インキュベイトキャンプ 5th」2日目レポート
第6回の様子
寝る間を惜しんで事業プランの改善!夜更けへ向かう「IncubateCamp 6th」の初日
向上する起業家のレベル、熱戦を繰り広げた「Incubate Camp 6th」決勝プレゼン
これまで6回にわたって開催し今回で7回目を迎える同イベントは、より大きなインパクトのあるスタートアップ・新規事業を創造するために、これまでの6回から大幅な投資条件の変更が行われた。主な変更点は以下の二点だ。
- 外部からの資金調達経験済みのスタートアップも参加可能とすること
- 従来は、上位参加者に対してシードマネー(300万円)をインキュベイトファンドから提供したが、今回は全参加者へ対して各VCからタームシートの提案を可能とすること
「Incubate Camp 7th」は、シードラウンドの資金調達を希望するスタートアップだけでなく、すでにサービスをリリースしており、さらなる事業成長を目指して資金調達を希望するアーリーステージのスタートアップが参加対象となっている。
これまではキャンプで上位となった参加者にシードマネーをインキュベイトファンドから提供していた。今回からは全参加者に対して、各VCからの提案が可能となった。これにより、参加する起業家とVC、双方の可能性が広がる。
「Incubate Camp」に参加する投資家たちは非常に豪華な顔ぶれとなっている。以前のキャンプ時に参加している投資家の方々にインタビューをしているので、参考にしてもらえればと思う。
投資を受けられる可能性が広がることも重要なポイントだが、投資家からのメンタリングを受けながら事業プランをブラッシュアップすることに価値を感じる起業家も多い。
第7回からは投資の可能性も広がり、起業家にとってまたとない機会になるのではないだろうか。「Incubate Camp 7th」の開催までの流れは以下の通りだ。
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7月15日(火):プレエントリー開始
7月22日(火):Morning Session開始
9月7日(日):本エントリー応募締切
9月9日(火)~18日(木):面接期間
9月25日(木):Kick Offイベント
10月24日(金)、25日(土):Incubate Camp 7th開催
11月以降:継続的なStudy Session、DemoDay等を開催し、事業化を継続支援
応募の条件は「Pre時価総額1億円以上での資金調達を希望するスタートアップの代表権を持つ経営者」となっている。他のVC等から資金調達を受けている場合でも参加が可能とのことなので、起業家の方々は参加を検討してみてほしい。詳細は以下のスライドよりどうぞ。
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