フリマアプリの「メルカリ」がアプリデザイン変更、400万DLも達成

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フリマアプリのメルカリは7月22日、アプリデザインのリニューアルを実施した。iOSからの対応でAndroid版については近日中の変更としている。また、これに合わせて同アプリのダウンロード数が400万件に到達したことも発表している。

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7月2日にはサービスの1周年として350万ダウンロード、月間の流通総額が10億円に到達したことを発表、本誌ではその成長過程をグラフにしているので、伸びとしては若干鈍化している印象があるが、これは恐らくCM投下効果の影響によるものと思われる。いずれにせよ「戦略的」急成長に変わりはない。

<参考記事> 月間流通額は10億円、350万DLも達成ーー急成長メルカリの公開1年を振り返る

一方でライバルでもあり「フリマアプリ」の名称をいち早く打ち出したFablicのFril(フリル)も先日、福岡の地で初めてその数字を公開した。ただ、両サービスをよく観察すると、取り扱い商品やターゲットは現時点で似ているものの、その目指す先には違いを感じており「フリマアプリ」とひとつに括ることが難しくなる可能性が高い。

<参考記事> フリマアプリ「Fril」の月間物流総額は5億円以上、DL数は150万にーーCM展開も「検討中」 #bdash

いずれにせよ、これまであまり数字や積極的な資金調達などを控えていたFablicが路線を変えたことで、両社合わせて年間200億円近い流通総額のマーケットは更に過熱しそうな予感だ。

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