デートサイトの「OkCupid」がテストのためにわざと相性の悪い相手をレコメンド

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OkCupid-website<Pickup News> OkCupid admits to purposely giving users bad matches in site ‘experiment’ 

7月頭に話題になったFacebookによる実際のユーザーを使った実験。意図的にすごくポジティブまたはネガティブな投稿をフィードに流すことで、人の感情にどこまで影響をおよぼすかを試験するもの。この行為を問題視する声が上がるなか、こうした実験はどこも行っていると若干開き直ったのがデートサイトの「OkCupid」。

ファウンダーのひとりのブログ記事によると、実際のユーザーに対する3つの実験のなかでも最も悪質なのがわざと相性の悪い相手をレコメンドした実験。あえて相性が30%くらい(もちろんベストマッチは100%)の2人を「あなたたちの相性は90%ですよ」とサイト上で表示したもの。反対に、本当は相性がすごくいい2人を相性が悪いとも表示。

結局、マッチングされた内容を信じて相性が悪い相手とメッセージをやり取りする人もいれば、相性が悪いと言われても何かを感じ取ってデートにこぎつける人などいろいろだったよう。

お金を払うプレミアムユーザーに対してこの実験は残酷だから、無料ユーザーに限定してやったりしたのかしら。最終的にサービスがより良くなるなら一部の犠牲は仕方ないと見るのか。でも、やっていいことと悪いことがあるよね。

via. Business Insider 【Google翻訳

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