日本人起業家のシリコンバレー進出を支援するWildcard Programが、VC訪問ピッチツアーを10月に実施

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2014.8.26

california

筆者が初めてシリコンバレーを訪問したのは二十歳を過ぎた頃だ。左も右もわからないままレンタカーを借り、風まかせに国道101号線や El Camino Real をかっ飛ばしていたのは、今でもいい思い出になっている。

アメリカは夢を与えてくれる国だ。たとえ、言葉や地理がわからなくても、起業家を惹き付ける何かがそこにはある。シリコンバレーに関わる上でのハードルを下げることができれば、日本のスタートアップや起業家のグローバリゼーションの波は、より一層活気づくことだろう。

wildcard_logo東京に拠点を置くアリスカンパニーと、サンフランシスコに拠点を置く KOEI COMPANY は、共同で Wildcard Program という起業支援プログラムを運営している。プログラムの核を担うのは、民間の起業家支援プロジェクト「ドリームゲート」のアドバイザーを長年にわたり務めている長坂有浩氏(アリスカンパニー代表)と、複数回にわたってキャピタリストや起業を経験している Nobu Kumagai 氏(KOEI COMPANY 代表)の二人だ。

Wildcard Program では 10月13日〜18日の5日間、シリコンバレーの有名VCやスタートアップなどを訪問できるツアー「Wild Tour Kickoff 2014」を開催する。ツアーと行っても、単純に表敬訪問や見学をしようというわけではない。ロードショーという資金調達を前提とした、キャピタリストに対してピッチを行う機会だ。

キャピタリストは概して多忙なので、シリコンバレーの VC が軒を連ねる Sand Hill Road を訪れても、会ってもらうまでが一苦労。実際のところ、ロードショーをするだけのために、拠点をシリコンバレーに移す日本人起業家もいるほどだ。Wild Tour Kickoff 2014 では、これを5日間という短期間に圧縮して実践する。繰り返しになるが、表敬訪問ではなくロードショーであるため、参加者には相応の気力と体力が求められるだろう。その努力と引き換えに、シリコンバレーの人脈、地元キャピタリストや起業家の知見、そして条件さえ合えば、資金調達の可能性を手に入れることもできる。

このプログラムの協力者には、シリコンバレーの日本人起業家の草分け的存在 Miselu の吉川欣也(よしなり)氏、モバイル基盤技術 Ecrio の Nagesh Challa 氏、ファッション・コマース特化のニュースメディア SF Fashtech の Charles Belle 氏・Mika Uehara 氏、投資会社 Square 1 Bank の Phillip Korn 氏、Blumberg Capital の David Blumberg 氏らが名を連ねている。

日本を長期間離れることはできないが、アメリカで資金調達の可能性を探ってみたい、あるいは、将来的に活動拠点をシリコンバレーに移すこともふまえて、事前のリサーチをしたい起業家にとっては好機会かもしれない。

費用は、8月31日迄の申込であれば宿泊費/航空運賃込で35万円、9月1日以降であれば宿泊費込で22万円(航空運賃別、フライトは参加者本人が予約要)となっている。未発表となっている事項もあることから、参加に興味のある読者は、Wildcard Program の Facebook ページから問合せてみるとよいだろう。

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