Makerbotの開発者支援プログラムを活用したiPhoneケースの3Dプリントカスタマイズサービス「Fraemes」

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スマートフォンの普及とともに、スマートフォンアクセサリーの市場も拡大している。iPhoneケースは様々なところで発売されている様子を目にる。「Fraemes」は3Dプリンティングを活用して、iPhoneケースの販売を行っている。

「Fraemes」では複数のデザイナーによるiPhoneケースデザインを選んで購入でき、色や形などをカスタマイズすることができるようになっている。

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「Fraemes」はサービスにおいて、Makerbotが提供する開発者支援のアプリ「MakerBot Developer Program」を利用している。Makerbotの開発者支援プログラムは、3Dプリントサービスを開始したい企業や開発者にiOSやアンドロイド対応の開発用アプリを無償で提供するというものだ。

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3Dプリントに関連したサービスといえば、英語圏では「Shapeways」や「i.materialise」といったサービス、日本では「rinkak」などが存在している。だが、Makerbotが提供するような開発者支援プログラムがあれば、どこかの領域に特化してサービスを提供することでまだ参入する余地は残されていると考えられる。

iPhoneケースのように現在需要があり、かつ今後も需要が見込まれるプロダクトはないのか。そのうち3Dプリンティングなどを活用することでリプレイス可能な領域はないのかを考えてみること。さらに、モノづくり以外でよく出来た仕組みをもったオンラインサービスをチェックしてみることで、ユーザのニーズに応える新たなビジネスを作り出すことができるかもしれない。

Fraemesも、Kickstarterでで資金調達を行い、立ち上ったたばかりのスタートアップだ。活用できるテクノロジーはどんどん世に出てきている。うまく活用できるアイデアがあれば、チャンスはありそうだ。

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