シンガポールから日本に挑戦する、Tech in Asia

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2014.8.27

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Jeff (back left), Noriaki (back middle), Willis (back middle), Andrew (back right) Shintaro (front left), David (front right)

<ピックアップ> Startup Asia Tokyo 2014

THE BRIDGEに名称変更する前のStartupDating時代からずっとメディアパートナーとして協力関係にあったTech in Asia(以下、TiA。彼らもまた、その当時はPennOlsonという名前でした)が来週水曜日、9月3日から2日間に渡って東京でカンファレンスを開催します。

Starup Asia Tokyoというイベントで、今月は毎朝こういうイベント紹介記事を配信していました。

<参考記事> 【#StartupAsia Tokyo 2014予告】日本では、スタートアップ・バブルが起きているのか?

私たちもイベント当日は彼らの取材記事の翻訳か、可能であれば独自に取材してイベントレポートなどを実施したいと思っています。

さて、一口にシンガポールのテックメディアが日本にやってきてイベントをする、とお話してますが、実は結構大変な計画なのですね。

例えば先日中国は北京で開催されたTechCrunch北京ですが、実はこれ、TechCrunchの本体ではなく、これまた私たちのパートナーメディア「Technode」というブログが現地での運営、取材などを担当しているものです。いわゆるライセンスして展開するパターンで、こちらの方が独自に運営チームを送り込む必要はないので効率的です。

しかしTech in Asiaのチームは違います。このTokyoイベントに合わせて新たにチームを作り、東京拠点で取材を開始し、このカンファレンスまでこぎ着けています。冒頭の写真は現在の東京チームの面々で、記者のJ.T. Quigley氏については以前、福岡市の高島市長にインタビューした件が話題になっていました。

<参考記事> 「福岡をスタートアップ・エコシステムの中心にしたい」ーー日本で最もスタートアップに注力する市長が、街をアントレプレナーハブへ転換させる

Tech in Asiaの記者、J.T. Quigley氏が高島宗一郎福岡市長を取材

彼らもまた若いスタートアップであり、私たちと同じくこのアジア圏を取材している仲間として、読者のみなさんにTiAのことをもっと知って頂きたいと思い、東京チーム代表のAndrew Wang氏(冒頭の写真の右億)に今回のイベントにかける思いを聞いてきました。(太字の質問は筆者、回答はAndrew氏)

ーー改めて日本の読者のみなさんに自己紹介してもらえるかな?

THE BRIDGEの読者のみなさんコンニチハ!Tech in Asiaの東京代表をやっているアンドリュー・ワンです。私たちのチームは日本国内のテクノロジーについて取材しているジェフ(J.T. Quigley氏)とデイビッド(David Corbin氏)、それにビジネスデベロップメントおよびイベントを担当しているシンタロウ(Shintaro Hari氏)とノリ(Noriaki氏)というメンバーで運営しています。

ーーありがとう。ところで来週開催するStartup Asiaはこれまでもシンガポールを中心に何度も開催されてきたし、私たちもカバーしてきたんだけど、今回の東京イベントのコンセプトを教えてくれるかな。

Startup Asia Tokyoはアジアと日本のスタートアップの「架け橋」となることを目的としたバイリンガルなイベントなんです。Tech in Asiaのミッションはアジアのテクノロジーとエコシステムを繋ぎ合わせ、それを提供すること。

ーーいつもWillis(創業者のWillis Wee氏)ともアジアのスタートアップ・エコシステムを作ろうって話してるもんね。ところで今回のイベントでどこが一番見所になるのかな。

沢山ありますよ。スピード・デイティング(※このコーナーはStartup Asiaでは定番の企画)ではこちらで調整をした投資家のグループ(マイクロソフト・ベンチャーズ、グローバル・ブレイン、グロービス・キャピタル・パートナーズなど)にエクスクルーシブなブースでピッチできる機会を提供しますし、オフィスアワーという企画では多種多様なパートナー候補たちと出会うことができます。例えば楽天やY Combinator、(ホスティングの)Softlayerなどが参加するんですよ。

ーーあとピッチアリーナもあるよね。

そうそう。選抜されたグロースステージのアジアのスタートアップがステージで戦う企画です。このアリーナを通じて、僕らはスタートアップのみなさんに投資機会を提供しようと頑張っているんです。

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5月に開催されたStartup Asiaの一コマ

ーー話は変わるけど、どうして日本でイベントをやろうと思ったの?

ここ1年ぐらいですか、沢山の日本のテクノロジー系企業が海外への拡大を考えるようになりました。政府機関もそういった企業の海外拡大を支援しているし、私たちも日本のスタートアップ・エコシステムが世界に羽ばたく歳の、架け橋の一部になれると信じているんです。同時に、世界もまた日本のエコシステムに学ぶべきことは多いです。

Startup Asiaのようなカンファレンスを通じて世界に対してよい影響を与えることができると信じていますよ。

ーーアンドリューが起業家になろうと思ったのはどうしてかな。

もう一度繰り返しますけど、Tech in Asiaのミッションはアジアのテクノロジーとエコシステムを繋ぎ合わせ、それを提供すること。それってすごい意味のあることだし楽しいことなんだよね。違う?

ーー私たちも沢山のスタートアップと出会って、彼らがすごい勢いで成長していく姿を追いかけるのは確かに楽しいし有意義だよね。ただ、メディア運営って大変だよね。

いつもタフな場面ばかりですよ。倫理的なステートメントをしっかりと守らなきゃいけないし、その一方でミッションをやり遂げるための道筋をつくるために売上も立てなきゃいけない。いつもユーザーの興味や自分たちのミッションを気にかけてるし、それにビジネスをする際にはルールを気にしている。

7つのStartup Asiaカンファレンスをやりきったら、(世の中でスポンサード・セッションが多い中)全て「ノーペイド」のセッションを丁寧にコンテンツチームが企画してきたんだって声を大にして言いたいですね。

ーー最後に読者のみなさんにメッセージがあれば。

まず、多くの支援を頂いている日本のスタートアップ・コミュニティのみなさんにありがとうを言わせてください。もし、起業家や投資家のみなさんやの熱意や支援がなければ、このカンファレンスは実現できませんでした。いいイベントにしたいと思います!

ーー頑張ってくださいね。ありがとう!

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