「スマホでGunosy(グノシー)」を当たり前にしたいーー隠れたキーマンを調べるお・Gunosy吉田氏

by OshibaTakanori OshibaTakanori on 2014.8.16

編集部注:「隠れたキーマンを調べるお」は、国内スタートアップ界隈を影で支える「知る人ぞ知る」人物をインタビューする不定期連載。毎回おひとりずつ、East Venturesフェローの大柴貴紀氏がみつけた「影の立役者」の素顔に迫ります。

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400万DLを誇り、国内屈指のニュースアプリに成長したGunosy。現在は共同代表取締役の福島良典氏、木村新司氏中心に運営されているGunosyですが、そもそもの開発が始まったのは今から3年前の2011年8月。

当時東大大学院に在籍していた福島氏と関喜史氏、そして吉田宏司氏の3人によって生み出されたのが始まりです。そこで今回はその生みの親のひとり、Gunosy開発のキーマンである吉田宏司氏にインタビューしてみました。

大柴:本日はよろしくお願いします。

吉田:お願いします。

大柴:かつてはメディアのインタビューなどに3人(福島氏、関氏、吉田氏)で対応されている事が多かった気がするのですが、福島さん、関さんだったり、最近では福島さん一人のケースも多く、吉田さんの露出が減ってるような気がするのですが、何か理由とかあるんですか?

吉田:福島は代表なので、まぁ出るとして、関はしゃべりが上手い。自分はあまりしゃべらないので、「自分が出なくてもいいかな」って思って(笑)。

大柴:なるほど、それで最近はあまり出てないんですね。いや、今日はありがとうございます。さて、本題ですが、吉田さんは福島さん、関さんとともにGunosyを開発した一人ですが、作り始めたきっかけみたいのを簡単にお聞かせください。

吉田:福島と学部、専攻が同じだったんです。自分はWebとか好きだったのですが、あまり周囲にWebに興味のある人がいなかったんです。その中で福島はWebに詳しいという事は知っていました。でも特に仲良いわけでもなく、顔見知り程度といった感じで。

大柴:ほうほう。

吉田:修士1年の夏休み、福島からサービスのアイデアを聞いて、一緒に作ろうという事になりました。夏休みにやる事がなかったので、作る事に。

大柴:そして2011年10月にGunosyをリリースします。

吉田:はい。夏休みにちょっと留学したりしてて、開発が少し遅れましたが、留学先からもリモートで開発したりして、完成しました。

大柴:順調にユーザーも増え、サービスとしての手応えもあったと思います。でも2012年5月のインタビュー記事を見ると「法人化する予定はない」と書いてあります。

吉田:軽いノリで始めたサービスだったし、内定も3人とも貰ってた。でもユーザーは増えてたし、ユーザーさんからも「就職した後のGunosyはどうなるんだ?」といった声もあり「やめるのはもったいないなぁ」と思ってきました。それらをふまえ、考えた結果法人化することに決めました。

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大柴:法人化したのが 2012年11月。その後最初のオフィス移転があり、その頃僕オフィスにお邪魔したんですよ。

吉田:そうなんですか。

大柴:はい。でも吉田さんも福島さんも関さんもいらっしゃらなくて。竹谷(取締役COO)さんに聞いたら「みんな論文とかで忙しくて」と仰ってました。

吉田:あぁ、そうですね。大変でした。

大柴:吉田さんの日々の業務はどのようなものですか?

吉田:エンジニアは現在3つのチームに別れているのですが、そのうちのDAUチームのマネジメントをしています。具体的にはKPIの管理やKPI達成のための施策を企画したり。あとはロジックの開発などもしています。

大柴:DAUチームの他の2つはどんなチームなのですか?

吉田:プロダクトのチームとアドのチームですね。

大柴:なるほど。今全体で役職員ってどのくらいいらっしゃるのですか?

吉田:30〜40人くらいですかね。そのうち十数人がエンジニアです。去年の4月とかはエンジニア6人くらいと竹谷しかいなくて、それぞれがプロジェクトを担当してました。今は一人の力だけでなく、チームの力でプロジェクトを進めています。会社の成長を感じます。

大柴:エンジニア以外の人であったり、経験豊富なメンバーだったり様々なメンバーが集ってきましたね。福島さんと共同代表を務める木村さんなど。吉田さんから見て木村さんってどんな人ですか?

吉田:先の、未来のイメージを考え、見えている人だなぁと。先を考え、事業を作っていくとこが凄いなと思ってます。最初に会った時は「少し怖そうだなぁ」と思いましたが(笑)。

gunosy2

大柴:一方、福島さんはどんな人ですか?

吉田:福島はGunosyの前に一度起業して失敗した経験があるので、若いスタートアップにありがちな「イケイケ」ではなく慎重。一個一個慎重でとても落ち着いてるんです。それが安定感に繋がってるかもしれません。でも大きなこともたまに言うんです。大きな野望と落ち着きがバランス良く備わってるかも。

大柴:それは最初からですか?

吉田:そうですね。でも社長っぽくなったと思います。月次の締め会で福島がみんなの前で話すんですが、サービス全体を先まで見てるし、話しも上手く、よく話すようになった気がします。福島はエンジニア出身で、ビジネス経験豊富な木村とバランスの良い経営陣だと思います。

大柴:さて、最後に吉田さんのこれからについてお伺いしたいと思うのですが、夢みたいのってありますか?

吉田:サービス、会社としてはとりあえず日本人みんなが使うサービスにGunosyを成長させたいです。スマホでGunosyが当たり前になるようにしていきたいです。社長二人とも大きい夢があります。自分は目の前のことを改善していって、その積み上げで彼らの大きい目標を達成できるように頑張っていければと思っています。これまでもそうだったけど、これからも。

大柴:なるほど。個人的な夢は何かありますか?

吉田:これまではGunosyに必要なスキルを磨いてきたけど、もっと幅広くスキルを上げていきたいですね。ニュース以外のサービスにも興味があるので、いつかそういうサービスも作ってみたいと思ってます。あとは、田舎に行きたいですね。できれば国外。

大柴:いいですね!ぜひともこれからも頑張ってください。今日はありがとうございました。

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