【#StartupAsia Tokyo 2014予告】Ardent Capital会長が語る、タイがスタートアップに魅力的な理由とは?

SHARE:

startupasia_tkyTHE BRIDGE のメディア・パートナーである Tech in Asia では、2014年9月3日〜4日、東京で初開催となるスタートアップ・カンファレンス「Startup Asia Tokyo 2014」を開催する。

この予告シリーズでは、開催日当日に向け、登壇者やイベント内アトラクションの紹介を中心に、イベントの全容をお伝えする。これまでシンガポールおよびジャカルタで、通算5回にわたって開催された Startup Asia については、ここから関連記事を閲覧できる。


2014 Asia Leaders Summit で熱弁を奮う、Ardent Capital 会長 Paul Srivorakul 氏
2014 Asia Leaders Summit で熱弁を奮う、Ardent Capital 会長 Paul Srivorakul 氏

タイは、東南アジアで最も重要な市場の一つだ。Facebook ユーザは2,800万人、Twitter ユーザは450万人、Instagram ユーザは170万人。国全体の人口が 7,000万人であるのもかかわらずだ。ある見積によれば、タイには約8,000万の銀行口座があり、クレジットカードの普及率は15%と言われている。これは、クレジットカードが普及していないと言われる東南アジアでは、平均以上の数字だ。したがって、Eコマースにとって、タイは将来有望な市場だと言える。

タイは近隣のインドネシア、ベトナム、フィリピンより小国だが、間違いなくアジアの最も発展した新興市場の一つだ。バンコクは、スカイトラムが頭上を走り、交通渋滞が多く、外国人が増加の一途にあり、スマートフォンの普及率が36%にも上る近代都市である。タイの消費者は、Eコマースやオンライン商品に喜んでお金を払う。つまり、スタートアップにとって、タイは健全な環境だ。

タイで創業まもないスタートアップに目をやると、シリーズAラウンドの資金調達に成功した、突出した若いスタートアップに出くわすだろう。Ookbee は、電子書籍ストアのために700万ドルを調達し、土木業界向けのソフトウェア・プラットフォーム Builk は 500 Startups に入り40万ドル以上を調達した。これまでの最大は、最近実施された aCommerceによる Ardent Capital からの1,000万ドル以上の調達だ。

それ以外にも、既に調達に成功したスタートアップや、目下調達中のスタートアップは、Techlist で見つけることができるだろう。9月3〜4日の Starup Asia Tokyo では、Ardent Capital の共同創業者で会長の Paul Srivorakul 氏に基調講演してもらう。

Ardent Capital は2011年タイで設立され、タイのスタートアップ・エコシステム、とりわけ、eコマースの分野に関心を払って来た。Srivorakul 氏は aCommerce の CEO として現在活動しているが、なぜタイが魅力的な市場なのか、その核心について話してくれるだろう。これまでに Srivorakul 氏はタイで3つの会社をイグジットさせており、タイにとって何が重要か、タイに市場参入しようとするスタートアップにとって何が落とし穴になるか、包括的な考えを持っている。Srivorakul 氏のプレゼンテーションは、Startup Asia Tokyo の2日目に予定されている。

Startup Asia Tokyo 2014 の入場チケットはここから購入可能。
THE BRIDGE 読者向けの割引コード「readthebridge」の入力で入場料が25%割引になります。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する