「ウェブマーケティングの大衆化」を掲げ、ベーシックがマーケティング総合サイト Ferret(フェレット) をオープン

by Junya Mori Junya Mori on 2014.9.11

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ベーシックが、Webマーケティング総合サイト「Ferret(フェレット)」の提供を開始した

ベーシックではこれまで、24万人以上の会員がおり、「キーワードアドバイスツール」「SEOスカウター」などのツールを提供するサイト「Ferret PLUS(フェレットプラス)」を運営してきた。

これをベースにした「Ferret(フェレット)」は、日本国内において99.7%を占める中小企業のWebを担当する人間が求められる知識の提供やスキルアップ向上を目的としている。

ベーシックは、先日ジャフコから資金調達を実施している。資金調達を行い、注力する事業の柱の1つが「ウェブマーケティングの大衆化」を目的とした事業。今回の「Ferret(フェレット)」はそのための動きだ。

今回、「Ferret(フェレット)」のリリースにあたって、プロダクトマネージャーである飯高悠太氏に話を伺った。

「Ferret」プロダクトマネージャー飯高悠太氏
「Ferret」プロダクトマネージャー飯高悠太氏

飯高氏「Ferret(フェレット)」では、ウェブがわかっていない人向けにプラットフォームを作っています。ウェブマーケティングについて解説しているサイトはこれまでにもありましたが、情報が多すぎてわかりにくいものが多かった。「Ferret(フェレット)」のターゲットは、全国の中小企業。自社の事例をもとに、可能な限りわかりやすく説明しています。」

「Ferret(フェレット)」では、ニュース・まとめ記事の配信、カリキュラム記事・事例記事の掲載、講師を招いてのセミナーの開講といった形で、ウェブマーケティングに関する知識の提供が行われる。

飯高氏「コンテンツのメインは記事です。といっても、ウェブマーケティングがわからない人たちを対象にしているので、自分たちが読んでわかることは参考にはなりません。そのため、ペルソナの設定を入念に行いました。

ウェブマーケティングをどう行えばいいのかわからない中小企業が、ここの記事に出会えば解決される、そんな内容になるようにしています。サイトに先駆けて提供を開始していたセミナー後に、参加者へのヒアリングも実施しています。ヒアリングを行いながら、意見を参考にして改善を重ねました。」

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ウェブマーケティングの大衆化というミッションを掲げているベーシック。飯高氏はこのタイミングでそのミッションを掲げた理由をこう説明する。

飯高氏「わかりやすいコンテンツを用意していたとしても、そのコンテンツが必要な人に届くかどうかがこれまでは課題でした。検索がコンテンツと人の出会い方の中心だったことから、ソーシャルネットワークが生まれたことでコンテンツと出会いやすくなりました。これまで以上に求めている人にコンテンツが届きやすくなったのです。」

ベーシックの今回のサイトリリースは、ある程度成長し、規模を持った企業がスタートアップ的にチャレンジすることの価値を示しているようにも感じられる。

飯高氏「ベーシックの代表の秋山を始め、私たちのチームは本気で世の中を変えようとしています。ウェブマーケティングの世界には大きなミスマッチが起きています。消費者が情報をインターネットで調べるときはプラットフォームの影響が強くなります。消費者が求めているものと、企業が発信している情報との間でミスマッチが生じていると私たちは考えています。

地方にはいろんな職人やショップを持った人々が存在します。彼らが知識を付け、自分たちの商品をしっかりと発信してくことで、消費者が情報にアクセスすることが可能になれば、地方の企業が消費者とちゃんと出会えるようになります。」

ベーシックは、これまで誰もとれなかったマーケットを開拓しようという挑戦を始めた。リソースをもった会社が、スタートアップ的にしかけることでどのようなインパクトをもたらすのか気になるところだ。

今回のベーシックの動きは、リソースのある会社によるスタートアップ的チャレンジ。そして、地道な作業が必要になるが開拓できれば大きな市場にチャレンジすることの意義など、大小関係なく成功すれば多くの企業にとって参考事例となるだろう。

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