ものづくりマーケットプレイス「rinkak(リンカク)」を運営するカブク、電通とデジタルファブリケーション領域で連携

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kabuku

3Dプリント技術を使ったものづくりマーケットプレイス「rinkak(リンカク)」の運営、および企業向けデジタル製造ソリューションを提供するカブクが、電通と業務提携し、デジタルファブリケーション領域で連携することを発表した

カブクが運営している3Dプリント技術を使ったものづくりプラットフォーム「rinkak」をベースに、電通と「オープンイノベーション型のものづくり」を支援する新たなソリューションを開発する。

具体的には、

  • 地域ものづくりのサプライチェーン構築と新しいコンセプト提案
  • 企業との連携
  • 自治体や教育機関との連携

の3つが活動の内容となる。

地域ものづくりにおいては、rinkakプラットフォームをベースとした、全国自治体・工場連携3Dプリンター製造ネットワーク「地域ものづくりクラウド」を構築。地域の中小ものづくり企業が持つ優れた仕上げ技術や伝統工芸手法と3Dプリントを融合、国内外のクリエイターとの共創による製品づくりを支援する。

カブクはこれまでに3Dプリンターと伝統工芸の藍染めのコラボによるアクセサリー「雲(KUMO)」シリーズの展開などを実施してきた。デジタルファブリケーションや共創といった新たなものづくり技術を、伝統工芸手法などと融合させることで、世界市場を目指す。

さらに、企業との連携では企業が持つ技術やシードを活用した商品やサービス開発、ビジネスモデルの提案と構築、カーブアウト(事業の切り出しと独立)を支援の他、β版の開発、ハードウェアのプロトタイピング、マスカスタマイゼーションを推進するという。

3Dプリンターを活用した最先端学習と新しいものづくりの普及・啓発活動の推進も行うなど、いくつかの方向で活動を実施していく。

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