BHIが英語圏・北欧向けに、溢れるメッセージからユーザを救うモバイルアプリ「Swingnow」シリーズをローンチ

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2014.10.10

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左から:日昔靖裕氏(CEO)、井上準之介氏(CMO)、Emelie Fågelstedt(広報担当)

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

日本のスタートアップ BHI は今日、Swingnow というモバイルアプリ・シリーズをローンチしたと発表した。これらのアプリを使うことで、ユーザはメッセージのやりとりにおける情報オーバーロードを防ぐことができる。BHI は東京を拠点としているが、これらのアプリは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、デンマーク、フィンランド、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデンなど英語圏と北欧諸国の iTunes アプリストアでのみダウンロードできる。

Swingnow は、3つのモバイルアプリから構成されている。Swingmail(メール)、Swingbook(連絡先帳)、Swingcal(カレンダー)だ。

Swingmail は、情報オーバーロードとメッセージの散在の抑制を目的とした、機能最小限の受信メールボックスであり、メールの返信のみが可能なアプリだ。Gmail、Facebook、Twitterからのメッセージ、電話や FaceTime の呼び出しを収集するので、すべての連絡が一つの受信箱に集約される。ジャンク、スパム、喫緊の注意を必要としないメッセージを除外するので、重要な人からのメッセージのみを受信し、ユーザはそれらに集中することができる。

Swingbook は Swingmail とシームレスに連携可能で、連絡先を順位付けして表示するアプリだ。過去のメッセージのやりとり、現在時刻、現在位置から、Swingbook はユーザが連絡をとりたいと思う連絡先を予想し提案する。

Swingcal は、連絡をとりたい相手を探すのに使える、機能最小限のカレンダーアプリだ。現時点から向こう一週間の間に、誰かと打合せする内容にのみフォーカスしている。

BHI は昨年末の段階で、これら3つのアプリのうち Swingmail をローンチしていた。Swingnow シリーズの他の2つのアプリを新たに開発するのに加え、Swingmail についても、よりよいユーザ体験を提供するためにの以前の版を一度捨て、最初から新たに作り直すことを選んだ。

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これらのアプリが利用可能な地域を限定していることについて、筆者はメッセージをフィルタリングする上でのアルゴリズムに言語依存があるのだと推測していた。しかし、BHI の CMO 井上準之介氏は、この推測が誤りであることを説明してくれた。

我々はスタートアップなので、リソースは限られています。我々のアプリで使われている、フィルタリングや分析のアルゴリズムは、どの言語でも適切に機能します。しかし、もしすべての世界市場に展開しようとすれば、各地域の人々の好みに合わせるため、異なる言語市場ごとにアプリのインターフェースを最適化する必要があります。

日本市場に比べ、英語圏市場には明らかに大きな可能性があります。英語は北欧の人々にとって母国語ではありませんが、彼らは英語インターフェースのアプリを使うのに違和感を持ちません。そこで、我々はこれらの国々から始めることにしたのです。

Swingnow シリーズのアプリが今回ローンチした市場でよい反応が得られれば、BHI は利用可能地域をカナダ、南アフリカ、シンガポールなどにも拡大したいとしている。ユーザからのフィードバックをもとに、Android 版を開発する可能性もあるだろう。

BHI は今年4月、シリーズAラウンドで資金を調達しているが、調達金額、調達先については開示していない。

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