阪急電鉄、スタートアップ支援のための会員制オフィス「GVH #5」を開設

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阪急電鉄は10月23日、スタートアップを支援する会員制オフィスを開設すると発表した。

阪急電鉄では、グローバル競争における関西の拠点として、会員制スタートアップ支援オフィスの「GHV #5」を大阪市北区に開設。地域活性や新規事業におけるイノベイティブな企業を応援する取り組みを実施する。

2014年11月下旬から開設されるスペースには、オフィス提供や起業家同士のコミュニティ形成、ビジネスサポート、起業家の情報発信の支援としての拠点にするという。スペースの運営に際して、大阪・梅田にあるグランフロント大阪内の「グローバルベンチャーハビタット大阪」を運営し、スタートアップ支援や投資などの経験抱負なサンブリッジグローバルベンチャーズと提携し、スタートアップ支援を行っていく。

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会員募集に際して、阪急電鉄が力を入れている都市交通やリテール、まちづくり、エンタテイメント・コミュニケーション、生活サービスなどの事業と親和性がある領域だ。また、鉄道会社がこうしたスタートアップ支援を行うのは全国でも初の取り組みと言える。

福岡市の「スタートアップ都市宣言」や国家戦略特区の一環によるスタートアップカフェのオープンなど、地方都市によるスタートアップ支援の動きは近年活発化してきつつある。既存企業とスタートアップがコラボし、新しい相乗効果が生まれることを期待したい。

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