タイの化粧品ECスタートアップBuzzCommerce、GMO-PGと連携し現地向け複数決済システムを導入

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

タイ向けの化粧品Eコマース、メディアサイトを運営する BuzzCommerce(バズコマース)は今日、同社のメディアサイト「Saroop(サルップ)」上に GMO ペイメントゲートウェイ(GMO-PG、東証:3769)が提供する GMO-PG Global Payment を導入し、クレジットカード、銀行、コンビニ支払に対応したと発表した。

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Saroop は Facebook Likes 数39万人を超えるメディアで、ニュースや美容情報を提供、記事中で紹介された商品をそのまま購入できる。GMO-PG は今年6月、同社が出資するタイの現地決済プロセッサー 2C2P を経由して GMO-PG Global Payment の提供を開始しており、Saroop はこのサービスを導入することで、クレジットカードに加え、Bangkok BankKasikorn BankKrung Thai BankSiam Commercial BankThanachart BankUnited Overseas BankCIMB Thai BankBank of Ayutthaya の主要銀行8行のATMおよびオンラインバンキング、さらに、タイ国内のファミリーマートでの商品代金の決済が可能になる。

東南アジアにおいてはクレジットカードの普及率が著しく低いため、Eコマース企業にとってはこの点が足かせとなることが多いが、BuzzCommerce は GMO-PG Global Payment の導入により、この問題を克服し Saroop のサービスを拡大することができる。

BuzzCommerce はバンコクを拠点に2014年4月に設立されたスタートアップで、同5月には East Ventures から資金調達している。調達に関する詳細については、明らかにされていない。

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