ジェネストリームが毎月の交通費入力を短時間化する「Suica-hacker(スイカハッカー)」を公開、ビジネスマン向けプラットフォームの構築へ

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suica hacker

ビジネスマン向けのスケジュール調整サービス「Cu-hacker」を提供しているジェネストリームは、交通費精算を短時間で終わらせるAndroidアプリ「Suica-hacker(スイカハッカー)」の提供を本日開始した。アプリはこちらのストアからダウンロードできる。

Suica-hacker(スイカハッカー)をAndroidスマートフォンにインストールすると、SuicaやPASMOをかざすだけで、SuicaやPASMOの履歴を読み取る。読み取った乗換え履歴一覧は自動的にまとまり、時系列で閲覧可能だという。

suica hacker android

有料機能では、乗り換え履歴の一覧をCSV形式で端末にエクスポートできるという。CSV形式でダウンロードできるため、コピーして社内のエクセルに貼付けることで交通費精算が完了する。

Suica-hackerは、今後日本全国の交通系ICカードへの対応を進めていく予定だという。さらに、ジェネストリームが提供しているスケジュール調整カレンダー「Cu-hacker(クウハッカー)」や、既存の家計簿/会計サービスとの連携も実施していくという。

本誌の取材に対して、ジェネストリーム代表の秋貞 雄大氏は、iPhone版アプリ提供の予定については以下のようにコメントしている。

秋貞氏「現在iPhoneアプリを提供する予定はありません。FeliCaが日本独自の規格なため、最新機種のiPhone6でも対応する事ができないためです。」

また、CSVエクスポート以外のSuica-hackerの有料機能については、

秋貞氏「有料機能にするかどうかは未定ですが、家計簿サービスや会計管理サービスと今後提携し、交通費データを流し込んでいきたいと考えています。」

とコメントしている。ジェネストリームは、今後、ビジネスマン向けの便利アプリ・サービスを複数展開し、ビジネスマンのデータベースプラットフォーム「Biz-hacker(ビズハッカー)」を構築していく方針だ。年内にCu-hackerとSuica-hackerを含む、計5つのビジネスマン向けサービスをローンチする予定となっている。

未発表のサービスに関して秋貞氏に伺ったところ、タイトルと簡単なキャッチコピーを教えてくれた。

  • Reserve-hacker – 個人事業主、または中小企業コンサルタントの方にお使い頂ける、簡単な予約管理サービス。Cu-hackerのスピンオフ版。
  • Team-hacker – これは、個人とチームのToDoを中心とした新しいマネジメントサービス。個人のtodoをチームで一緒に落としこみ、進捗がリアルタイムに可視化されるので、個人に負担をかけずに目標達成が可能に。
  • Memo-hacker – スケジューラーとクラウドファイルサービスを連携させた、議事録のオートキュレーションサービス。EvernoteやGoogleドライブで生成された議事録、また会議中に撮ったホワイトボードの写真を、一切の設定なくカレンダーの予定に自動的に合わせる。

これらは来月一気に全サービスの公開を予定しているそうだ。

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