IoT端末の開発をしやすくするインテルのSDカードサイズ極小プラットフォーム「Edison」シリーズが登場

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ウェアラブル製品やIoT製品にとって、どうしても必要なのが通信や制御を行うボードである。このボードの性能や大きさが、製品自体の性質を決めてしまうことも少なくはないだろう。

そんな中、10月25日にインテルより発売された「Edison」と呼ばれるモジュールやボードキットは、極小サイズのボードにデュアルコアAtomプロセッサ、1GB LPDDR3 メモリ、4GB eMMC、802.11 a/b/g/n対応のデュアルバンドWi-Fi、Bluetooth4.0を搭載した製品。

70ピンコネクタにより、40種のGPIOもサポートしている。極小と呼んだそのサイズは35.5 × 25.0 × 3.9mm と、ほぼ切手やSDカードの大きさだ。

インテルのリリースによれば

「設計工程の簡素化、耐久性の向上、一層のコスト削減を可能にし、発明家や起業家、消費者製品のデザイナー、Maker がイノベーションや製品開発を迅速に行えるようにします。

これによりインターネットに接続された革新的なウェアラブル機器や小さな端末を開発する個人や小規模企業の参入障壁を低減することを目的としています。」

とのことで、幅広い業種の開発者が低コストで導入できることを特徴としているようだ。

なお、取り扱いショップの秋月電子通称のサイトによれば、Edisonボード単体が6,800円(込)からの販売となっている。

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