オンデマンド配車のUber、2兆7500億円評価で資金調達に動く【報道】

SHARE:
credit: jollyUK via FindCC

<ピックアップ> New Uber Funding Round Could Value the Company at $25 Billion

1兆円とかそういう単位がどうでしょう、価値が変わったのか、それともこのスタートアップがさらなる化け物なのでしょうか。

FinancialTimesが報じるところによりますと、Uberが新しく少なくとも10億ドルを調達したそうです。110円換算で1100億円です。6月に12億ドル調達したばかりなのに。

各メディアが報じてますので少し情報を整理しておきましょう。

FTが第一報で、関係者の話として170億ドル以上の評価で10億ドルの調達に動いていることを伝えており、これは6月に実施したシリーズDラウンド(12億ドル調達)に追加される形で実施されるとのこと。Re/codeはその評価額をさらっと250億ドル(110円換算で2兆7500億円)と報じております。

Uberは現在45カ国228都市で展開しており、確かに世界的なサービスとして資金需要は旺盛であることは間違いないですが、それでも今年だけで2000億円ほどの調達になります。なお、TechCrunchでは今回の調達はコンバーチブルノートを使ったものかも、とも伝えております。

2013年8月に35億ドル評価、2014年6月に170億ドル評価、そして10月になって250億ドル評価とすくすく育っているところが素敵です。もちろん非公開企業としてはトップの値札になっております。

気になるのが使い道ですが、これもRe/codeに疑問として掲げられながら、明確な考察はありませんでした。もちろん、彼らは工場を必要とする半導体メーカーとかとは違います。配車サービスです。車も別に所有してません。何にそこまで資金が必要なのでしょうか。

今回はヒントらしきものが見つけられませんでしたが何か情報キャッチしたらまたお伝えしたいと思います。

via Re/code

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する