Tinderの元共同創業者がTinderに似たデートアプリBumbleをリリース

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デートアプリの先駆けとして知られるTinderの元共同創業者であるWhitney Wolfe氏が、同じく元COOのChris Gulczynski氏とデザイン部門の元副代表であったSarah Mick氏と一緒に、TinderのUIに似たアプリBumbleをリリースしたと伝えられました。

Bumbleは11月19日に正式にローンチされ、前述のSarah Mick氏がアプリデザインを担当しているとのこと。使い方はFacebookを使ってサインアップすることで、Facebookのプロフィール画像が自動的にBumbleのプロフィール画像として認識されます。また、Tinderと同様のカードインターフェースで、写真を右にスワイプすれば「いいね」の意思を示すことができます。

ユニークな点は、レディーファーストがこのアプリの基本方針である点です。マッチングが成功したとしても、24時間以内に女性の方からチャットがなければ、そのマッチングは無効になります。しかし男性は1日に1つのマッチングだけ24時間さらに時間を延長して、女性からのチャットを待つことが出来ます。

さて、記事内では、このレディーファーストの方針が多数のユーザーからの反感を買っていると書かれていました。ですが、この方針から、選りすぐられたマッチングを求めるのがBumbleで、出来るだけ多くの異性にリーチしたいのがTinderという構図を想像することが出来ます。

一方ですでに500 Startupsのデモデイでも登場したWhimが、Tinderを使っても実際に会える人はほとんどいないという問題に取り組んでいます。デモデイでは、Tinderを使って実際に会うというところにたどり着くユーザーは1%程度と紹介されていました。このように、Bumbleを使って実際に会えるというパターンがある程度の数が発生しなければデートアプリとして成立しない面もあると予想されます。

Tinderを抜けたという経歴からか、レディーファーストの精神を固く守る方針を崩さないでしょうが、これからこの方針がどこまでユーザーに受け入れられるかが注目されます。

Via Mashable

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