Cognotionは、ゲーム感覚で飲食店のホスピタリティ学べる職業訓練ソフト

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Cognotion

<ピックアップ>This Startup Competition Winner Is Gamifying Entry-Level Job Training – Next City

日本だけに限らず、米国でも職業訓練をどのように行うかが課題となっているようです。定期雇用に付けない人、非正規雇用だけど継続して働くことが難しい人たちに対して、基本的なホスピタリティや接客業を教えさせることに意義があるのでは、と考えてスタートアップしたのがCognotionです。

このCognotion、NYC Cupというスタートアップのピッチ大会で優勝したチームで、来年行われるChallenge Cup 2015にも出場するとのこと。内容は、タブレットなどでゲーム感覚でレストランや飲食店の応対を学べるということ。ゲーミフィケーション的要素を取り込み、レベルを上げていくことで職業訓練につながるというものだそうです。

日本では、学生時代にアルバイトなどを通じて飲食店やホスピタリティに関連した経験をする機会がありますが、米国では日本のように飲食店でバイトすることでコミュニケーションやホスピタリティを学べる、というものはあまりありません。そこで、これのアプリやこれらを通じた教育事業を通して、若者や職業訓練従事者の離職率を下げることが狙いです。米国において、プログラム技術などのスキル面だけでなく、コミュニケーションやホスピタリティといったソフト面に対する教育環境を充実させていこうとしています。

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