Factelier(ファクトリエ)が、銀座に試着専門の店舗をオープン、「作り手と使い手がつながる場所」に

by Yukari Mitsuhashi Yukari Mitsuhashi on 2014.12.12

 

Factelier-Ginza-fitting-store
Factelier(ファクトリエ)の銀座フィッティングスペース

メイドインジャパンのアパレル工場の復活を志し、2012年10月にオープンしたファクトリーブランド専門 ECサイト「Factelier(ファクトリエ)」。工場直販で商品を提供することで、店頭では3万円はする高級アパレル商品を、1万円ほどのリーズナブルな価格帯で提供しています。

ECサイトとして始まったファクトリエが、明日12月13日(土)にオープンするのが、リアル店舗「銀座フィッティングスペース」。当日16時からは、オープニングイベントを開催予定。銀座フィッティングスペースは、その名の通り、ファクトリエのECサイトで取り扱う全商品のサイズを試着できる「試着専門」の店舗。試着後、商品を購入する場合は、店舗に設置されたタブレットで注文、または自宅で注文する流れです。

もともとECサイトとして始まった後、サイズの問題を解決するためにオフラインに店舗を設ける流れは、海外でも増えているもの。例えば、メガネのECサイト「Warby Parker」や、ニューヨークを拠点とするカスタムメイドコマースの「Bonobos」などなど。つい先日まで、これらのECサイト×店舗を展開などを視察してきたというファクトリエの代表である山田敏夫さん。

「ニューヨークでは、Warby ParkerやBonobosなども見てきました。彼らが目指す本質は、「接客・顧客化」という昔ながらの日本の商習慣に回帰しているという印象をすごく受けました。ファクトリエにも、触ってみたい、着てみたいという要望が多く、今回の銀座フィッティングスペースのオープンに至りました」

銀座フィッティングスペースでは、ファクトリエ商品の試着の他に、工場で使われている機械や生地などを展示。受託生産が一般的な日本のアパレル業界では、どんなに素晴らしい技術や製品を生み出す工場でも、消費者に伝わるのはブランド名に留まるのが現状です。銀座フィッティングスペースで、物づくりの風景を収めたムービーなどを通して、使い手と作り手が触れ合う場所を目指します。また、展示の他に、工場の職人さんを招待したワークショップなどの開催も予定されています。

ファクトリエのユーザーは、平均年齢40歳で、その80%が過去にネット通販を一度も利用したことがない人なのだと言います。それでいて、百貨店やセレクトショップなどで買い物をするファッション上級者という特徴から、今回は銀座という場所を選びました。

「正式オープンに先駆けてプレオープンした11月末から、既に100名以上のお客様にお越しいただいています。ビルの3Fに位置していますので、目的を持っての来客が多く接客効率も良いですね。商品に触れていただいたほとんどの方が購入してくださいます」

安物はさておき、良いものを購入するならサイズが合わないというリスクを回避したい。そのために、ネットで買う場合は、あらかじめ自分にサイズが合うとわかっているものだけを購入する人も多いはず。一度フィッティングスペースで試着することでサイズ感がわかれば、あとは便利にECサイトで買い物を済ませられる。

ECサイトとフィッティングスペースの連携が、今後どう事業に紐づいていくのか、またお話を伺ってお伝えします。

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