ネイティブ並みの英文が書ける、無料の本格英文チェッカー「Ginger」がiOSとAndroidのキーボードになって登場

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Ginger-Keyboard

日本では、2013年4月末に正式リリースされた無料の本格英文チェッカー「Ginger(ジンジャー)」。リリースを伝えた記事は大反響を呼び、英文ライティングを修得することへのニーズを感じさせました。Gingerの特徴は、その特許取得済みの神経言語プログラミング(NLP: Neuro Linguistic Programming )を使ったテキスト解析エンジン。入力中の英文の文脈を読み取りながら、表現などをサジェストしてくれることが最大の強みです。

Ginger-rephrase
Ginger Keyboard のリフレーズ機能

11月13日、Gingerが新たにリリースしたのが、iOS 8Android 向けの無料のキーボード「Ginger Keyboard」です。

Ginger Keyboardは、自分のスマホのキーボードに設定することで、英文をタイプしながら、そのスペルや表現などをチェックしてくれるもの。例えば、iPhoneなら、設定→一般→キーボードで「Ginger Keyboard」を有効にすることで、使っているアプリがFacebookでもLINEでも、Gingerのキーボードで英文を入力することができます。

キーボードは、単語のオートコレクト(自動修正)や単語予測、辞書や同義語辞書のほか、ブラウザとソフトウェア版のGingerにも搭載される「リフレーズ機能」などを搭載。

右図は、私がリフレーズ機能を使ってみた時のキャプチャ。“So when are you home?”とおかしな英文を入力すると、伝えようとすることの文脈を読み取って、“So, when are you going home?”など、下方にいくつかの候補を提案してくれます。

「今回のiOS 8 と Android 向けのGingerの独自キーボードのリリースは、モバイルキーボード市場における私達のポジショニングを強化するものです。Ginger Keyboard は、リアルタイムに『入力しながら』英文チェックを行う唯一のモバイルキーボードです。モバイルキーボードのユーザー体験を、次のステージへと進化させることができたと考えています」(CEO のMaoz Shacht 氏)

以前に、来日していたGinger のチームに会った時、Gingerのユーザーには、英語が母国語の人も大勢いると聞いて驚いたんだった。単純にスペルチェックのためだったり、また、同じ言い回しを繰り返さず、表現の幅を広げることに使っていたり。(それ、日本語でもほしいもん。)

Facebookで海外の友人とやり取りする時や、仕事のEメールまで、スペルやら表現を都度都度調べる面倒から、Ginger Keyboard が解放してくれるかも。

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