「Kamcord」がGungHoなどを筆頭にシリーズBで1,500万ドルを調達。モバイルゲームの攻略動画の投稿数は2,500万件超

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Kamcord-app

2014年5月には、リードインベスターのTransLink CapitalやDeNAなどからシリーズAで、総額710万ドルを調達したモバイルゲームの攻略動画録画ソリューション「Kamcord」。同社は、10月末に日本オフィスを開設している。今年9月単体で、Kamcordでプレイ動画をシェアしたユーザー数は130万人を超えている。

同社は本日、シリーズBとなる1,500万ドルの調達を発表した。リードインベスターは「パズドラ」などのゲームを提供するガンホー(GungHo)で、その他にはTencentやWargamingなどが名を連ねる。これで、Kamcordの調達額の累計は、2,500万ドルとなる。今回の資金調達は、米国およびアジアでの事業展開に充てられるという。

Kamcordの成長スピードは目覚ましく、シリーズAの調達時点と現在の比較では、リーチしているデバイス数が20倍にまで増えているという。Kamcordがアプリに導入できるiOS向けSDKを出したのは、2012年6月のこと。その後、2013年9月にリリースしたAndroid版がKamcordの成長に貢献しており、現在ではAndroid版のSDKもiOSと同じだけ導入されている。

モバイルゲーマーに特化したSNSと化すKamcordは、ゲームの開発者や企業にとって、徐々に「なくてはならない」存在になりつつあるようだ。プレイ動画という形で、ゲームのアクティブなプレーヤーとのエンゲージメントを高めることに一役も二役も買っている。

Kamcordの共同ファウンダーでCEOのMatt Zitzmann氏は、「Kamcordのミッションは、世界中の10億人のモバイルゲーマーを中心としたコミュニティを形成すること」だとコメントしている。

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