チケット売買のC2Cプラットフォーム「Ticketbis」が日本チケット商協同組合と提携、外国人の日本誘致に貢献

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スポーツ観戦から音楽ライブまで様々なイベントのチケット売買の仲介サイト「Ticketbis」。チケットを購入したものの、イベントに行けなくなってしまったユーザーなどが、余ったチケットを売買するC2Cのプラットフォームだ。

2010年にスペインで誕生し、南ヨーロッパと中南米を中心に、これまでに30ヶ国以上でそのプラットフォームを提供している。2013年の売上高は前年の倍となる約3,300万ドルを突破。また、今年10月にはACTIVE Venture Partnersなどから新たに約660万ドルを資金調達し、設立からの4年間で累計1,260万ドルを調達している。

今年に入って日本を中心にアジア市場にも参入。日本法人においては、今年8月から10月の売上げは40%増を記録し、この度、新たに日本チケット商協同組合(JTA)とのパートナーシップを発表した。JTAは、チケット売買業を営む全国234社644店舗によって組織される業界唯一の認可団体。今回の提携により、コンサートや舞台など様々な国内イベントのチケットを、世界中のユーザーに向けて販売することが可能になる。

観光庁は、東京オリンピックが開催される2020年までに年間訪日外客数2000万人を目指している。日本のエンターテインメントビジネスの世界への発信、そして外国人観光客の国内イベント集客に、Ticketbisが一役も二役も買うかもしれない。

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