WeChat(微信)が東南アジアでフードデリバリーサービスFoodpandaのサポートを開始

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オンラインフードデリバリーを提供するFoodpandaは東南アジア各国でWeChat(微信)との提携を開始する。このタイアップによりWeChatユーザはFoodpandaを通じて付近のレストランを探したり、限定特典を受け取ったり、料理を注文したりすることが可能になる。この提携は香港、タイ、シンガポール、マレーシア、台湾、フィリピン、およびインドで現在進行中だ。

Foodpandaを備えたWeChatでは、ユーザはFoodpandaのウェブサイトやアプリに似た注文処理が可能となる。地域を入力すると、ユーザはすぐに様々なレストランやその地域に配達される料理にアクセスでき、多くの料理や都市から選べるようになっている。アプリとのコラボにより代引き配送や統合されたオンライン決済オプションを利用することも可能だ。Foodpandaのアプリを自身のWeChatアカウントで直接ダウンロードできる。

このサービスを広めるため、同社によるとFoodpandaはWeChatユーザ限定で週替わりセールを行い、またサービスアカウントに「WeChat」とテキスト送信すると15%割引を提供するという。

WeChatのようなグローバルな展開を目指すソーシャルメッセージングアプリが台頭する中、6億人の人口、増加する中間層、および激増するスマートフォン販売に沸く東南アジアは重要な市場となった。昨年8月までにWeChatは1億人の海外ユーザを獲得している。

ドイツ拠点のRocket Internetに支援されるFoodpandaはHellofoodおよびDeliver Clubという系列ブランドを持ち、2012年の創業より1億米ドル以上を調達した。Rocket Internetが運営するオンラインファッションストアのZaloraもWeChatを使ったサービスを提供している。

【via Technode】 @technodechina
【原文】

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