エフルート(ビットレイティングス)創業者、佐藤崇氏がモブキャスト退社へ

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佐藤崇氏/モブキャスト企業ページより

モバプロやモバサカなか、モバイル向けゲームを展開するモブキャストは1月21日、役員の異動に関するお知らせを発表、その中で同社取締役の佐藤崇氏も退任を公開している。3月26日の株主総会で最終決定される。

佐藤氏は1975年生まれで現在40歳。2003年にビットレイティングス(現アクセルマーク)を創業し、モバイル検索「エフルート」でガラケー黎明期のモバイルメディア事業を展開したひとり。ライブドアショックやリーマンショックを乗り越えた2010年9月に創業した同社(この当時はエフルートに社名変更)代表取締役を退任、11月からモブキャストに取締役として参加していた。

佐藤氏のブログによれば、参加した当時のモブキャストは15人ほど。その後、2012年に東証マザーズへの上場やグローバル展開などに携わった。私も2013年1月のエンタークルーズ買収の際は佐藤氏にその展開について取材している。3末の役員退任後はそのまま同社を退社するという関係者の話もあるので、この件については現在同氏にコメントを求めている。

国内ネット、モバイルの栄枯盛衰を現場で経験した人物なので、次にどう動くのか興味深い。

追記:佐藤氏からコメントをもらったので下記に掲載する。

自分はモバイルユーザーとインターネットコンテンツをつなぐことをライフワークとしています。これまでの経験を生かし今の時代アプリの流通とユーザーをつなぐ付加価値創造につながるような事業をサービスをしかけていったり、支援したりしていくことをいろいろと考えていきたいと思います。

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