Uberが香港でUberCARGOをローンチ、引っ越しビジネスに参入

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UberCARGO-launch

UberはUberCARGOをローンチし、香港で新しい事業を始めようとしている。UberCARGOという名前が示唆するように、人々はUberアプリを通じて引っ越しトラックを手配できるようになる。UberCARGOはこれが世界初のデビューだ。

今回のUberCARGOのローンチは、Uberが最初に香港に上陸してから約7ヶ月後にあたる。その後、アメリカ拠点のスタートアップであるUberは、香港のマーケットにUberTaxiを投入していた。

私たちは昨年、いわゆる「物流向けUber現象」がすでにアジアで起こっており、Uberは遅れを取っているとレポートした。しかし、今やそれは当てはまらない。

UberCARGOは、先にこのビジネスに参入している香港のスタートアップによるサービスGogovanとLalamoveに似ている。Gogovanは昨年8月、ベンチャーキャピタルから650万米ドルを集めた。その後11月にさらに1000万米ドルを得て、中国本土に進出する助けとなった。一方Lalamoveは、EasyVanからブランド名を変更し、より多くの車種をカバーできることを示した。それにより資金を獲得し、アジア全域に業務を拡大している。

「Uberはすばらしい事業をグローバルに展開しています。そのUberがこの道を追従してくれるのは喜ばしいことです」とLalamoveのBlake Larson氏は述べる。Lalamoveは現在、香港で6000台のバンとトラックを稼動させており、比較的小さなバンを使って、UberCARGOがまだカバーできていない物流エリアをカバーしている。「私たちがサービスする領域はより大きく、個人向けにもビジネス向けにも対応しています」とLarson氏はTech in Asiaに語った。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia
【原文】

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