山口大学、山口銀行、MOT総研らが提携し、地元起業を支援するマイクロファンディング事業をスタート

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Image by d'n'c on Flickr
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<ピックアップ>山口県企業による「クラウドファンディング運営会社」の設立について~地域活性化への新たな取り組みの開始~

2014年はクラウドファンディングの話が各地で話題となり、地方活性とクラウドファンディングという動きも加速してきました。そうした動きのなか、山口銀行山口大学、MOT総合研究所が提携し、さらに山口県内の企業を支援するクラウドファンディング運営会社を設立する、というリリースを12月25日に発表していました。

今回の提携を通じて、山口大学にて学生らに対して人材育成を行い、かつ県内の起業を考えている人たちに対して、ベンチャー起業支援として資金調達のサポートを行うとリリースにあります。内容をみると、山口ソーシャルファイナンスを設立し、山口銀行の山口キャピタル、MOT総合研究所が出資し、この事業に賛同した18社によるマイクロ出資という形ということで、厳密にはクラウドというより特定の企業らによるマイクロ出資による資金調達支援、のような形で、地域が一体となって起業をサポートする体制づくりをしていくようです。提携は、1月16日からです。

クラウドファンディングという言葉からは少し外れている気もしなくないですが、地元の企業と大学という産学連携で、地域の創業をサポートするために地元企業が連携する動きとして注目できるかもしれません。2015年は、地域の起業はホットなトピックかもしれません。

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