保存版・注目スタートアップ20選ーー米国トレンドの1つはリアルビジネス!

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Image by Walmart

米国スタートアップの動向を見ていると、まだまだリアルビジネス系が熱い印象です。

IoTやロボットなどに代表される次世代型のビジネスではないにせよ、身近な問題を解決できる最適・最短の手段として台頭してきた印象があります。もちろん、きっかけはUberやAirbnb等のコンシューマー向けのサービスの盛り上がりです。

2009年から2014年の間で、米国でVCからの資金調達を経てイグジットしたIT企業100選の内、コンシューマー向け企業は33社で、67社はエンタープライズ向けだったというデータがあります。

一方、これら33社のイグジット合計額が1900億ドルで、67社の合計600億ドルの3倍以上の評価を得ました。このことから、コンシューマサービス企業の方がユニコーンになりやすく、市場を支配していると見ることもできます。

リアルビジネス系スタートアップの特徴は大きく2つ。

1つは、シンプルなサービス内容。これまで人力でやっていたものを、モバイルアプリやデータを用いて効率化しているサービス。

2点目はオペレーション。しっかりとしたオペレーションの作り上げは、度重なる実験から来ています。よく聞くのは最初はスケールさせることなく、少ない顧客を獲得出来た時点でサービス拡大を一旦止める。そこで顧客からフィードバックを集め、しっかりと仕組みが完成してから、拡大路線に入る。このような丁寧なプロセスが仕組み作りのポイント。

それではさっそく、リアルビジネス分野のスタートアップ20選を見ていきましょう。

1. Boxbee

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Boxbeeは人口密度の高い都市圏限定のストレージビジネスです。別名Dropboxのリアル版。

サービスは、コーポレートカラーの黄色いボックスの中に私物を詰めて預けておけば、ボックスが必要となる24時間前に頼むと手元に届けてくれるというもの。また、預けたものはオンライン上で確認できます。

ほぼ同時期に登場してきて1000万ドルの資金調達をしているMakeSpaceや、その他コピーサービスといかに競っていくのかがこれからの注目点となるでしょう。

2012年創業、現在はニューヨークに拠点を持っており、サービスはサンフランシスコとニューヨークで展開中。合計730万ドルの資金調達をしており、現在シリーズA。著名アクセレーターであるAngelPadの第6期生として活躍していました。

2. Remoov

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Remoovは不要品売却スタートアップです。

引っ越しや大掃除の際に出てくる家庭製品の転売を請け負うというサービス内容です。

引き受けた不要品を独自のネットワークで転売し、売上の50%を顧客へ還元。売れなかった物はチャリティーに出したり、廃棄するので、顧客の手元に売れ残りが戻ってくる事は無くなります。

気になるポイントは2点。Eコマース等の、不要品を売り裁くための代替サービスとどのように差別化を図って行くのかが1点目。私は、Remoovはより大型の品を扱っているので、流通物の大きさという観点から差別化はできていると考えます。

2点目は、キャッシュバック率。顧客にどの程度のリターンが来るのかが注目点となるでしょう。売れなければRemoovの売上も立たないので、独自の業者に頼んで、どの程度売れるのか気になる所です。

2013年に創業され、サンフランシスコに拠点を持ちます。500Startupsのバッチ10卒業生。これまでに10万ドルの資金調達をしており、現在シードラウンド。

3. Gone!

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Gone!も同じく不要品売却スタートアップです。

上記Remoovとの違いは、大きく2点。1点目は、ユーザーは買い手が決まる、もしくはチャリティーに出すなどの所持品の行き先が決まるまで手元に置いておかなくてはいけない点です。一旦全ての所持品を預かるRemoovと違い、在庫や流通コストを省いているのがGone!と言えます。

もう1つは、電化製品を中心に取り扱っている点。買い手がほとんどつかないようなものは扱っていないため、流通スピードが早い点が差別化ポイントに数えられるでしょう。

またメルカリなどのフリマアプリとの違いは、配達・集金システム。商品の受け取り先が決まれば、Gone!が専用のボックスを届けて、そのまま配達してくれます。また、米国は小切手社会のため、売上金は郵送で小切手で届けられます。

2013年に立ち上げられ、サンフランシスコを拠点に展開中。著名アクセレーターであるTechStars輩出スタートアップであり、110万ドルの資金調達をしています。現在シードラウンド。

4. Alfred

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Alfredは主要家事代行サービスを一括で頼めるスタートアップです。

サービス内容は、毎週任意の時間に職員が訪れ、ユーザーが指定した家事代行を行ってくれるというもの。

大きな特徴は2点。1つは、幅広いサービス。Alfredは掃除代行サービスのHomejoyやお遣い代行サービスのInstacart等の主要家事代行サービスと契約しており、そのほとんどのサービスを提供出来ています。

2点目は、オンデマンドではなく、自動化というサービス提供法にこだわっている点。数多くの家事代行サービスは、必要な時にアプリを開き、ユーザーが頼むという導線で成り立っています。

しかしAlfredは、一回登録時にアプリを開き、時間設定や、代行してもらうサービス内容を指定すれば、ほとんどのプロセスが終了。自動でサービス提供され、アプリを開く手間もなくなります。

2013年にサービスが始まり、ニューヨークで創業。現在ではボストンを中心に展開中とのこと。著名投資家のRon Conway氏が立ち上げた投資ファンドであるSV Angelからも出資を受け、計200万ドルの資金調達に成功しています。TechCrunch Disrupt SF 2014に出場し、優勝しました。現在シードラウンド。

5. TeeSpring

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TeeSpringはカスタムオーダーメイドのTシャツメイカー。自分でデザインしたTシャツを販売できるというシンプルなサービスです。

大きな特徴は、売り手がリスクを背負わない点。これまで売り手には在庫を抱えるというリスクが存在していました。TeeSpringでは、一定数のオーダーがなければ実際の販売はされないので、在庫リスクがなくなります。また、最低販売数を超えれば売り手に利益が渡されます。

一方、買い手側のメリットはTシャツの質が挙げられます。こちらの記事によれば、質の悪くなるデジタルプリントという手法は避けているのだとか。私も実際にTeeSpringを通じて購入した人の感想を聞きましたが、やはり質は高く、満足していました。

2011年にロードアイランド州でサービスを開始。また、Yコンビネーターの2013年度冬期プログラムに参加。これまでに約5700万ドルの資金調達をしており、現在シリーズB。

6. SpoonRocket

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SpoonRocketはデリバリーフードスタートアップです。

平日は10am – 10pm、週末は12pm – 8pmまでの時間にオーダー可能。アプリを開き、4 – 5種類のメニューの中から好きなものを選べば、指定した場所に約20分前後で届けてきてくれます。現在はサンフランシスコ限定で展開中。

サンフランシスコを中心に、フードデリバリーサービスは数多く登場しており、競合も多いです。料理の差別化ポイントとしては、「質」と「量」が挙げられるでしょう。「質」と言っても、高級な料理を届けているというよりは、値段以上のものを提供している点が言えます。また、「量」も欧米人が満足できるほどのものが提供されています。

オペレーション部分では、どこからオーダーが来ても20分程度で届けられるように配達ロジックを立てている点が特徴です。

私の印象としては、自分のオーダーした料理があとどのくらいで届けられるのかがすぐ分かる通知システムが評価できると思います。

2013年にサービスを開始し、バークレーに拠点を持ちます。Yコンビネータの2013年度夏期プログラムを卒業しています。これまでに1350万ドルの資金調達を経ており、現在シリーズA。

7. Boxed

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Boxedは卸売店からの安価な消費材を提供するモバイルコマースサービスです。

卸売店で売られているものは、小売店で買うより安価。ですが、会員制であったり、通うのが難しい場所にあったりして消費者からは遠い存在でした。Boxedはモバイルを通じて卸売商品を手軽に届けることで、この問題を解決しています。

提供されているものはやはりファミリーサイズ向けがほとんど。オーダーから2日間で全米のほとんどの州に配達されるシステムは目を引きます。

また特徴は卸売店を自社で持っている点。競合のeBay NowやGoogle Shopping Expressは卸売業者と提携している形でサービスを提供しています。しかしBoxedは卸売店を自社で囲い込み、所有しています。この点、無駄なプロセスをなくし、一貫したオペレーションを実現していると言えるでしょう。

2013年創業で、ニュージャージー州に拠点を持っています。現在までに3260万ドルの資金調達をしており、ステージBで、急成長中のスタートアップです。

8. Paintzen

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Paintzenはウォールペイント専用のプラットフォームです。

仕組みは非常にシンプル。顧客はペイントしたい部屋のタイプ、日時、コンタクト情報を入力するだけです。仕事内容を見た上で、Guruと呼ばれるペインターが派遣されます。追加料金を頼めば、様々なカラーをその場で確認して選ぶ事ができるとのこと。

ペイントするには下準備や用意するものが多くあり、多大な負担がかかります。この点を解決するサービスと言えるでしょう。

しかし、これまでウォールペイントを外注する手段は数多くありました。その点、外注プロセスをシンプルにした点が評価されたと言えるでしょう。

2013年にニューヨークで創業。現在シードラウンドで200万ドルの資金を調達しています。

9. Love with Food

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Love with Foodはサンプルお菓子を集めたボックスを定期購入できるサービスです。各ブランドから提供されるサンプルは全てオーガニック。価格は月10ドルからとなっています。

特徴は2つ。1つは詰め込み作業。お菓子にもクッキーからチョコレートまで幅広い種類があります。その中には商品が傷みやすいものがあるため、ボックス内のお菓子を詰める際に、詰め込む場所や順番に非常に凝っています。

2つ目はビジネスモデル。ここまで聞くとお菓子の定期販売スタートアップと思われるかもしれません。しかしLove with foodはマーケットリサーチのビジネスでもあります。つまりサンプルお菓子の反響データを企業側に伝えるというモデルを構築しているのです。

2012年にカリフォルニア州フォスターシティーで創業。500Startupsのバッチ3を卒業。210万ドルを資金調達し、シードラウンドです。

10. Le Tote

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Le Toteは女性服の定期レンタルスタートアップです。別名Netflixの洋服版。

まず自分の好きな洋服・アクセサリーを選びます。その中から専属のスタイリストが3着の洋服と2つのアクセサリーを選択肢し、計5つが送られてきます。返却する際は専用のボックスで郵送するだけです。値段は毎月49ドルとなっています。

特徴はデータ収集。毎回送られてくる洋服とアクセサリーの評価を「Like」と「Fit」の2つの基準で選ぶ事で、どのサイズで、どのようなテイストのものなら好むのかというデータが収集され、次に活かされていきます。

2012年に創業され、サンフランシスコに拠点を持っています。Yコンビネータの2013年夏学期に参加。これまでに1060万ドルを資金調達し、シリーズA。

11. Style Lend

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Style Lendは女性ドレス服専用のレンタルマーケットプレイスです。別称はAirbnbの女性ドレス服版。

サービス内容はAirbnbと同じ手順で、個々人が貸し出している高級女性ドレスを選び、配達日時を設定。貸出は1週間。返却は郵送か、サンフランシスコかニューヨークならコンシェルジュがおり、自宅まで取りに来てくれます。

高級ドレスはなかなか手が届かない代物。しかし買ったとしても使う機会があまりないものでしょう。このような問題や利用状況を上手く分析して登場したのがStyle Lendと言えます。

5ドルの保険料を払うことで、商品を傷つけてしまっても安心。またクリーニングもStyle Lendが持つので顧客の負担を減らすようにも考えられています。

これから高級ドレス向け以外に、安価なファッション製品を短期間で貸し出すサービスも流行る予感がしますね。その際、コミッションが安価になるので流通量が鍵になるでしょう。

2013年にサンフランシスコで創業されています。Yコンビネータの2014年冬プログラミングに入っていました。現在シードラウンド。

12. WeWork

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WeWorkはコワーキングスペースを運営するスタートアップです。

サービスとしては、主にテック界隈の人向けにオフィスや仕事場を貸し出しています。個人で借りる際は月15ドルから。また、スタートアップのオフィスとして使う場合は月550ドルからとなっています。現在はアメリカの主要都市とヨーロッパに進出しています。

特徴としてはAirbnbのようなマーケットプレイス型ではなく、オフィスビルを丸ごとWeWorkが所有し、貸主となっている点。これによって、資金が必要となるリスクがあるにせよ、様々なサービスが展開出来ています。

2010年からニューヨークを拠点にサービス展開中。これまでに3億6000万ドルを超えるほどの資金を調達しており、上場の噂も出ています。現在シリーズA。

13. PeerSpace

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PeerSpaceは主にイベントやミートアップ向けに場所を貸し出せるプラットフォームです。

写真撮影やフィットネスクラスを開きたい場合、またはミートアップやビジネス向けに会議を開きたい人向けに場所を短期で貸し出しています。

上記のWeWorkとの違いは貸し出されている場所の種類。PeerSpaceはクリエイティブな用途で使う人向けという印象が強く、そのためヨガ教室やスタジオ等のユニークな場所が多く登録されています。

2013年にサンフランシスコで創業。230万ドルの資金調達を経て、現在シードラウンド。

14. Storefront

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Storefrontは出店や、小規模販売をするための場所を探せるプラットフォームです。別名はAirbnbの販売場所版。

サービス内容は、すでに場所を持っている人が1日単位で、服の販売や小売りをしたい人に場所を貸せるというもの。

Airbnbのように、貸し手と借り手の両方が得するビジネスモデルになっています。例えば、カフェをやっている人が服飾デザイナー向けに場所を貸し出せば、両方ともにお客が訪れ相乗効果が期待できる、という具合です。

2012年創業で、サンフランシスコに拠点を持ちます。AngelPadの第5期生。合計資金調達額は890万ドルで、現在シリーズAです。

15. Beepi

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Beepiは中古車販売のマーケットプレイスを提供しています。

サービス内容は、まず売り手が見つかったらBeepiのメカニック担当のスタッフが出向き、その場で点検、価格を設定します。その後、買い手が見つかれば、その買い手まで車を持って行き、車を手渡します。この際に発生する輸送費はBeepiが負担します。

このように、マーケットプレイスとして機能しながらも、全てのプロセスを顧客に任せるのではなく、面倒くさい部分は積極的に請け負う仕組みが特徴と言えるでしょう。

2013年にカリフォルニアのロス・アルトスで創業。すでに7900万を調達し、シリーズBに至っています。

16. Barkbox

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BarkBoxはドッグ製品に特化した定期購入型サービスを提供しているスタートアップです。

自分の飼っている犬の大きさを指定、その後定期購入期間を指定すれば、月に1回、犬専用のおもちゃなどを入れたパッケージが届きます。

犬好きというターゲットに絞り込んでいる点が特徴で、いわゆる垂直統合的にサービスを成長させてきたスタートアップと言えるでしょう。今では、BarkBox以外に、犬に関する情報を届けてくれるBarkPostや、犬専用カメラアプリであるBarkCamも提供しており、横展開を始めています。

2011年からニューヨークを拠点にサービスを開始。これまでに2170万ドルの資金調達をし、現在シリーズB。

17. Jukely

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Jukelyは音楽コンサート情報及びチケット販売サービスを提供しているスタートアップです。

サービス内容は2つ。1つはアプリユーザーのiPhone Libraryや、音楽配信サービスのSpotify、Rdioなどと連携して、オススメの音楽コンサート情報を取得した後、音楽の好みが合う人をマッチングさせるというサービス。マッチングが成功したら一緒にチケットを買ってコンサート会場で合うという導線ができています。

2つ目は、ニューヨークとロサンゼルス限定で、月25ドルでローカルコンサートに行き放題となるサービス。

チケット販売というオフラインでの作業を全てオンラインに持ってきたのがJukelyと言えるでしょう。やり方を変えれば、また違ったチケット販売法が見出だせるかもしれません。

2012年にニューヨークで創業。330万ドルの資金調達に成功しており、現在シードラウンドです。著名アクセレータであるTechStarsの2013年度ニューヨークプログラムを卒業しています。

18. Pijon

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Pijonは大学生向けに毎月学生生活向け商品が入ったボックスを届ける定期購入型のスタートアップです。

サービス内容としては毎月、学生生活に欠かせないであろう商品を詰めあわせたボックスセットが届くというもの。食料からヘルスケア用品まで揃ったボックスを月23ドルからオーダーできます。

主なターゲットは親。アメリカでは大学の寮に行くために親元を離れるのが普通です。そのため、親が子供を心配する気持ちを、月に一度ボックスに乗せて届けるというビジネスになっています。

ちなみにアメリカの大学にいる日本人留学生は、普段食べることが出来ない日本食が親から届くのをすごく楽しみにしています。そのため、留学生の親をターゲットにすることで日本を含め海外展開も可能と考えられます。

2013年にニューヨークでサービスを開始。現在シードラウンド。500Startupsのバッチ8を卒業しています。

19. BloomThat

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BloomThatはオンデマンド型のフラワーデリバリーをやっているスタートアップです。別名Uberのフラワー版。

サービス内容はアプリかウェブを使って、好きなタイプの花束を選択。その後、届けて欲しい場所と時間を入力するだけで、90分以内に指定の花束が届くというものです。

展開地域はカリフォルニアの広範囲に渡っています。急拡大できている秘訣は、ローカルで活躍する花屋と配達員に外注をしているから。この拡大シナリオもUberと似ています。

2013年にサンフランシスコで創業。これまでに240万ドルの資金調達をしており、現在はシードラウンド。Yコンビネータの2013年夏のプログラムを卒業しています。

20. Peerby

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Peerbyは近所の人から必要なものを借りることができるというスタートアップです。

使い方としては、まずアプリで、自分の必要としているものを入力し送信。自分の現在地の近くでそれを持っている人が入ればチャットが始まり、ユーザー同士で待ち合わせ日時を決めて貸し借りが行われます。

特徴は案件成立の早さ。入力してから30分以内には80%マッチングが成功しています。またローカルに着目している点も、大きな特徴の1つと言えるでしょう。

2011年にオランダのアムステルダムで創業。すでにアメリカで展開は開始されています。これまでに250万ドルの資金調達に成功し、シードラウンドです。TechStarsのロンドンプログラムを卒業しています。

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