W3C、オープンなウェブ標準を検討する“Web of Things initiative”の立ち上げを発表

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Image by James Cridland on Flickr
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<ピックアップ>W3C Launches Web of Things initiative | W3C News

World Wide Webで使用される各種技術の標準化を推進するWorld Wide Web Consortium(W3C)は、モノのインターネット(Internet of Things)の商業的な可能性を引き出すために、オープンなウェブ標準を検討する“Web of Things initiative”の立ち上げを発表しました。

かつてのインターネットの誕生と同様に、IoTは私たちの身近な技術として次第に浸透しつつあります。同時に、スムーズなやりとりを行うためにも規格の標準化など一定のルールや仕組みも必要となってきます。そこでW3CはそうしたIoTの可能性を引き出すための標準化を推進しようという動きを見せはじめています。同時に、今後議論されるであろうセキュリティやプライバシーの問題についても考えなければいけません。そうしたテーマについて考えるための取り組みでもあります。あらゆるものがネットワーク化された社会において、安心安全に生活するためにも、こうしたインフラについても考える必要があるかもしれません。

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