Wantedlyが英語・インドネシア語版Androidアプリをローンチし、海外事業展開を開始

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via Flickr by Shanghai Daddy.

日本最大の雇用プラットフォーム Wantedly は、2011年2月の設立以降、企業とプロフェッショナルをつないでいる。今日(原文掲載日:3月6日)に受け取ったプレスリリースによると、同社が日本国外への展開を図る中で、その一つの展開先としてインドネシアが選ばれることが明らかになった。

Wantedly はこれまでに、企業7,000社とMAU60万人を獲得 [1] 。この数字をふまえると、同社がより多くの企業やユーザを日本国外から集めたいと考えるのは理にかなっており、それこそが Wantedly の2015年の抱負とされている。Wantedly のチームは国際展開の足がかりとして、東南アジア全域に代表オフィスを開設し、計画を実行していく予定だ。

Wantedly は普通の求職プラットフォームではない。ユーザは会社から提供される給料ではなく、会社のアイデア、注目分野、チームに基づいて仕事を探すのだ。したがって、Wantedly を使えば、仕事を探している人が夢に見ていた仕事に就けるというわけだ。

Wantedly のチームは、国際展開の最初の選択肢としてインドネシアを選んだ。インドネシアでは、必ずしも彼らの熱意が機能しやすいとは限らないが、この判断は、よりよい給料を求めて会社を転々とするインドネシア人は多くないという事実に基づいたものだ。したがって、Wantedly は、ビジョンやミッションが合致しそうな企業に対して、仕事を探す人たちの深く個人的な意見を提供する。

「夢のような仕事で世界の人をつなぐ」をモットーに、Wantedly はインドネシアで Android 版アプリをローンチすることから最初の一歩を踏み出そうとしている。同じ展開は、シンガポール、タイ、マレーシア、アメリカ、イギリス、香港でも実施される予定だ。

Wantedly は、英語とインドネシア語の両方で使える Android 版アプリをローンチしたのち、さらなるユーザを獲得すべく、他言語のサービスをローンチすることで、次の一歩を踏み出そうとしている。

【via DailySocial】 @DailySocial

【原文】


  1. 原文では「登録ユーザ数60万人」となっているが、Wantedly から誤りである旨を指摘をいただいたので訂正した。

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