全国展開に向けて、地域の子育て情報共有サイト「みんなの育児」がREADYFOR?でプロジェクトを開始

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READYFORでプロジェクトを開始した地域の子育て情報サイト「みんなの育児」
READYFORでプロジェクトを開始した地域の子育て情報サイト「みんなの育児」

これに困っているのは自分だけではないはず、と課題解決を志して誕生したのが、地域の子育て情報共有サイト「みんなの育児」です。2月23日からは、クラウドファンディングプラットフォームの「READYFOR」で、展開エリア拡大のための支援募集プロジェクトを開始しました。

保育園も病院探しもわからないことだらけ

Miniku-website

「みんなの育児」を立ち上げたのは、ご自身も一人の息子さんのパパである榊武史さん。榊さんが、育児にまつわる総合的な情報源の必要性を感じたのは、共働き夫婦として息子さんの保育園を探した時のこと。近所の保育園の情報を探すにも具体的な情報はほとんどなく、結局手当たり次第、近所の保育園に入園希望を出すことに。また、子どもが病気になった時の預け先についても同様の壁にぶつかりました。

そんなご自身の経験をもとに、知人2人と共に子育て支援プロジェクトを立ち上げ、ニーズ調査やベータ版サイトの試験運用などを経て、2015年1月に地域密着型ポータルコミュニティ「みんなの育児」(通称:みん育)の中央区版の公開に至りました。

同サイトの運営会社であるコミュニティリンクスによると、子育て関連の情報ポータルサイトは日本国内だけで100サイト以上存在するのだとか。ところが、保育園、病院、習い事などどれか一つの側面に特化したものばかり。仕事や子育てに忙しい両親への負担を少しでも減らしたいという思いで、欲しい情報が一ヶ所で集まる総合的な育児情報サイトを目指しています。

市区町村より狭い「育児の生活圏」ごとに発信

みんなの育児のこだわりが、あらゆる育児情報を市区町村よりさらに狭い「育児の生活圏」ごとに発信していること。妊娠や出産を含む育児に関連したコラムや、自治体が発信する情報、また、地域のイベントや子育て関連施設、病院に至るまで幅広い情報を網羅。また、無料の会員登録をすると、各コンテンツやコメントなどが投稿・閲覧できるほか、地域のイベント情報などを紹介するメールマガジンも届きます。

情報はすべて自社で収集し、ユーザーにとって有益な情報のみを人手で厳選して掲載しています。また、特定の地域に住む会員同士の交流や情報交換が、掲示板や施設に対する口コミなどの形で活発に行われるように意識して設計しています。(榊)

READYFORで調達を目指す75万円の支援資金は、複数地域に展開していくための追加機能の開発、動作検証、アクセス増加に対応するためのサーバー増強費用などに使われます。地域の育児経験者のママなどの協力を得ながら、半年以内に2地域、1年以内には10地域を目指して展開していく予定です。

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