サンフランシスコのスタートアップが、壁など好きな場所に貼り付けて撮影可能なカメラ「Podo」を開発している。クラウドファンディングサービスKickstarterで支援を募集中だ。目標額が5万ドルのところ、30万ドル以上を集めるほどの人気となっている。
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Podo本体を壁や窓などどんな場所にでも貼り付けることが出来る。接着面は粘着性のあるパッドになっているため貼り付けが可能。パッドは洗うことで粘着力が再生するようになっている。また、磁石も内蔵しているため、それを利用しての貼り付けも可能だ。貼り付けてから角度の調整を行うことも出来るとのこと。
カメラのスペックは800万画素、720p 30fpsでビデオ撮影が可能。LEDによるフラッシュも搭載している。Android/iOSアプリを無料で利用することが可能。Bluetoothでスマートフォンと接続し、ディスプレイ上でプレビューを確認しながら撮影することが出来る。インターバル撮影も可能だ。撮影した画像はすぐにスマートフォンに転送される。
セルフィーを撮影するには自撮り棒が便利だが、持ち運びには不便だ。その点、自撮り棒を利用することなくセルフィーの撮影が出来るPodoは有用と言えよう。
早期支援者向けの79ドルの枠は完売。現在は89ドルから入手可能となっている。小売価格は99ドルとなる見込み。米国やカナダの他、日本への発送にも対応している。早期支援者への発送は2015年8月以降となる予定だ。
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