累計参加者数350名超の女子中高生向けITワークショップ「Code Girls」、次回はマインドパレットで開催

by Yukari Mitsuhashi Yukari Mitsuhashi on 2015.4.22

「プログラミングは女の子の武器になる」をコンセプトに運営されるITワークショップ「Code Girls」。女子中学生・女子高校生が、プログラミングやデザインなどのIT技術を学び、体験できる場です。これまでに約350名の女の子が参加しています。Code Girlsのマネージャーとして活動するライフイズテックの原綾香さんにお話を伺いました。

4/26開催のCode Girls MindPalette

Code Girls ×Cookpad
Code Girls ×Cookpad

IT企業とコラボレーションして開催されるCode Girlsですが、初回は2014年2月にクックパッドにさかのぼります。その後、同年7月にはGoogleで3日間のキャンプを開催。今年に入ってからはIBMやクックパッド、また来たる4月26日(日)には、写真アプリSnapeeeで知られるマインドパレットと共同開催の「Code Girls×MindPalette」の開催を予定しています。

「活動母体であるLife is Techでは、中高生を対象にプログラミングの楽しさを知ってもらうITキャンプを開催しています。キャンプへの参加は6:4くらいで男の子が多く、実際のエンジニアリングの現場を見ても女性は数パーセントに留まります。女性視点でものを作ることが必要なのは言うまでもありません。こんな現状を変えるために誕生したのがCode Girlsです」

好きなものからITを好きになる入り口を

Code-Girls-mentors

小さい頃から、男の子はレゴや車、ロボットなどで遊んで、女の子はお人形やおままごとで遊ぶ。そんな環境が長く続いた結果、女の子はいつの間にかプログラミングを敬遠するようになります。そんな、「自分は向かないんじゃないか」という不安を乗り越えてITキャンプに関心を持ってもらうために、Code Girlsではいくつかの工夫をしています。

まず、Life is TechのITキャンプの学生メンターに男性が多いのに対して、Code Girlsではメンターも女子大生のみが務めます。また開催場所が協賛企業のオフィスであるため、その企業で実際にUIデザイナーやエンジニアとして働く先輩女性のトークを聞くこともできます。

また当日のキャンプの流れでも、いきなりコーディングから始めることはしません。ITを使ったものづくりの楽しさを感じてもらうために、好きな画像を使ってイラストレーターなどを使うことから始めて、徐々にプログラミンクやITの仕組みを理解してもらう。例えば、好きなアイドルやキャラクターなどをテーマにした自己紹介サイトを作る課題など、参加者の「やってみたい」創作意欲が増す工夫をしています。

「まだ一度もプログラミングをしたことがないような子、また敬遠していた子にこそ来てほしいと思っているため、できるだけ彼女たちが身近に感じられるところから始めるように心掛けています。例えば、次回のマインドパレット協賛のITキャンプではモデルの方に来てもらって、デコ講師をやっていただく予定です」

Code Girlsが生み出す女子エンジニアのエコシステム

Code-Girls-website
女子中高生のためのITワークショップ「Code Girls」

これまで350名以上の女の子が、ITやプログラミングに触れる機会を提供してきたCode Girls。参加した女の子には、大学で情報系や理系に進むことを決めた子たちが少なくありません。またCode Girlsの中で人材のエコシステムが生まれていると言います。

「昨年7月のGoogleのキャンプに参加した女の子がいます。今は慶応SFCに通っていますが、Code Girlsのメンターになるために面接と研修を受けて、近いうちにCode Girlsでメンターとしてデビューする予定です」

これまでは、どちらかというと人事やCSRにリソースを割く余裕のある大企業との協賛が目立ちますが、今回スタートアップとして初めてマインドパレットとのコラボレーションが実現しました。今後も、Code Girlsのミッションに共感してくれる企業やスタートアップと組むことで、女の子とプログラミングの間にある距離を縮める活動をしていきます。

「固定概念でプログラミングを自分向けじゃないと除外してしまわずにチャレンジしてもらうために、Code Girlsは今後も継続的にイベントを開催していきます。その中で、メンターだった女子大生がIT企業に入ったり、教わっていた女子中学生が今度はメンターになったりといった循環が生まれて、彼女たちの手で、ITを掛け算したものが少しでも多く生まれていくことを願っています」

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