打楽器の世界は思った以上にデジタル化が進んでいて、例えばデジタルドラムなど、パッドを叩くことでサンプリングされた本物の音から、自分で作ったオリジナルの音までを自由にならすことが出来る。
そんなデジタル打楽器を気軽に扱えるようにしたのが「Jambé」だ。
この打楽器の面白いところは、いままでスイッチなどで変更していたパラメーターを、全てUSB接続するiOSスマートフォンの専用アプリから行うようにしたところだ。具体的には、iPhoneのアプリから鳴らす音、センサーの感度、追加の音、MIDI出力などを制御することができる。既存のデジタル打楽器との大きな違いは、アプリをアップデートすることで最新の機能を取り入れていけるところになりそうだ。
本体のパッド面には10のセンサー領域があり、それぞれ違う音を設定することができる。実際の音は打楽器から繋いだスピーカーから出すため、本体とスマートフォンの他には電源とスピーカーが必要となる。価格については後述するが、スマートフォンのほうに本体機能の多くを任せることができるため、既存のデジタル打楽器よりはかなりリーズナブルな印象を受けた。
気になる価格と納期だが、Kickstarterで499ドルを支援することで、今年の8月に入手することが可能となっている。
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