2020年度におけるスマート農業の国内市場規模は約300億円に成長するという調査結果

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<ピックアップ>スマート農業に関する調査結果 2015 – 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所

矢野経済研究所が「スマート農業に関する調査結果 2015」を発表しました。この調査における「スマート農業」は、従来からの農業技術と情報通信技術を連携させることで、生産の効率化や農作物の高付加価値化を目指すというもの。

調査結果では、2013年度のスマート農業国内市場規模は66億1,400万円と発表されています。農業クラウドや畜産向けの生産支援といった栽培支援ソリューション32億1,300万円となっており、市場を牽引しました。

同レポートでは、2020年度のスマート農業国内市場規模は308億4,900万円に成長すると予測。2016年度以降から、気象予測と連携した販売支援ソリューションや経営支援ソリューションが拡大するなど、農業機械作業データの標準化・データ情報の共有化が実現することで市場が拡大すると予測しています。

こうした農業のスマート化は海外でもサービスがいくつか登場してきている領域。日本からもスマート農業の領域にチャレンジするスタートアップが増えていくかもしれませんね。

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