オンラインカウンセリングの「cotree」が月額制チャット相談サービスを開始、満足保証制度の導入も

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Skypeを使ったオンラインカウンセリングを提供する「cotree(コトリー)」。昨年10月末にリリースされ、30代から40代の男女を中心に利用者を増やしています。本日、cotreeが新たに月額制メッセージ相談サービス「パートナー・プログラム」を開始しました。

パートナー・プログラムは、心の不調をうつ病にせず未然に予防する目的で作られました。現在15人ほどいると言う臨床心理士や産業カウンセラーなどの有資格者が利用者のパートナーに。認知行動療法、ブリーフセラピー、コーチング理論などを取り入れて、利用者が抱える問題や思考の癖、目指すべき方向などを共に考え、行動を変容させていくサポートをします。

期間内であれば、利用者はパートナーのカウンセラーとcotree内のセッションノートを使うことで無制限でメッセージをやり取りすることができます。投稿に対して、パートナーからは24時間以内を目安に返信が来るとのこと。パートナー・プログラムの料金はというと、1週間で3,000円、1ヶ月で10,000円、3ヶ月で20,000円(税別)です。

試験運用期間を経てリリースされた同プログラムは、20代から60代まで幅広い利用者がいるSkype相談に比べて、より若い人が多いのが特徴。若い世代とチャットというコミュニケーション手段の相性の良さが表れています。

「ブリーフセラピーやコーチングの考え方を活かすことで、パートナー・プログラムでは行動記録や目標設定を中心としたサービス提供を行っています。毎日投稿できるからこそ取り組める思考・行動・生活習慣変容につながる“心のフィットネスジム”を目指しています」(cotree代表 櫻本真里さん)

気分や睡眠などで不調を感じる期間が長引いても、なかなか病院に行こう、薬を飲もうという発想になりにくいのが現状です。もちろん、まだその必要がない場合も多いでしょう。そんな利用者に対してテキストのカウンセリングを提供することでより気軽に相談したり、不調が大きくなり過ぎる前にケアを施すことができます。実際、cotreeでは、テキスト相談で明確になった問題を踏まえて、その分野を専門とするカウンセラーにSkype相談する流れも生まれていると言います。

またcotreeでは、Skypeカウンセリングを対象とした「満足保証制度」を導入しました。初回カウンセリングに満足できなかった場合、3回までを限度としてポイントを還元し、再度別のカウンセラーのカウンセリングを受けることができます。この制度で、より相性がいいカウンセラーとの出会いを提供していきます。

確かにいきなりSkypeで相談するのは、よほどのことがない…と構えてしまいがち。何か気になることがあった時々に気軽にテキストで相談できることで、自分では気づかなかった傾向やパターンなどが見えて来て、より根本的な対処や改善に繫がるのではないでしょうか。

 

 

 

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