タッチ非対応のモニターでもタッチスクリーンみたいに操作できるトラックパッド「DuoPad」

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DuoPad

クラウドファンディングサイトIndieGoGoに登場した「DuoPad」、という新しい入力デバイスがおもしろそうだ。タッチスクリーンのモニターがなくても、まるでタッチ操作をしているかのように操作できる外付けトラックパッドのような新しいデバイスだ。

DuoPad

表面全体がボタンになっているようなトラックパッド状のデバイスで、タッチゾーンと左右クリックができるエリアがある。小型カメラが搭載されており、これで手の動きを認識するようだ。利用時はUSBでパソコン(Windows 8、Windows 8.1)と接続し、専用のドライバをインストールして利用する。通常のタップだけでなく、ドラッグ、ダブルタップにも対応。

DuoPad

「トラックパッドモード」、「タッチスクリーンモード」という二種類のモードを搭載、利用しているアプリケーションから判断して、自動的にモードを切り替えてくれる。

「トラックパッドモード」は、通常のトラックパッドと同様に動作する。一方、「タッチスクリーンモード」の時は、DualPadのタッチゾーン上に置いた自分の手の位置が、パソコンのモニターに表示される。

DuoPad

モニター上の手の見え方は、色や透明度を変えたり、アウトラインだけにしたりと自分が使いやすいように設定を変更できるようだ。ピンチイン・アウトの操作もできる。

操作時の遅延はないということだが、カメラを使って認識する仕組みなので、実際の反応速度にストレスを感じないか気になるところだ。

また、タッチスクリーンのモニターの場合、画面を触っている間は腕をあげた状態になるので腕が疲れることがある。

DuoPad

このDuoPadの場合はマウスを使うのと同様に腕を置いたまま使うことになるので、実際のタッチスクリーンよりも疲れにくいという副次的な効果もあるようだ。

すでに30,000ドルの目標金額を達成したIndieGoGoのプロジェクトでは、69ドルの支援で「DuoPad」を手に入れることができるプランが用意されていたが限定数に到達、現在は79ドル以上の支援で「DuoPad」を手に入れることができる。(記事執筆時)

発送は2015年12月の開始予定で、アメリカ・カナダ以外の国への発送は別途送料が25ドルかかる。

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