音声クラウドソーシングの「Voip!」が、イラスト制作クラウドソーシングのPanda Graphicsに事業譲渡

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2015.5.22

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Voip!」は、声優事務所や専門学校と提携し、音声コンテンツを格安で提供する、音声クラウドソーシング・プラットフォームだ。東京のイラスト/グラフィック・クラウドソーシング会社 Panda Graphics は20日、Voip! を運営する Grood から Voip! の事業を譲受すると発表した。なお、譲受にあたっての諸条件については明らかにされていない。

Voip! は2013年1月にローンチ、ソーシャルゲームや恋愛ゲームにおけるキャラボイス、電子書籍の読み上げ、幼児や年配者向けコンテンツ、動画ナレーションなど、日本語はもとより、英語・中国語、スペイン語・フランス語・イタリア語などにも対応している。2015年5月時点で、声優の登録者数は8,500人に上る。Voip! を運営する Grood は2012年3月の Incubate Camp 3rd で優勝し、2013年5月に East Ventures より調達額非開示の出資を受けている

一方、Panda Graphics は2013年2月に設立され、2014年7月に East Ventures とオプトから総額1.4億円を資金調達。先週には、中国の SIG Asia Investments(海納亜洲創投)と、同社と関係の深い日本の VC である MS キャピタルから金額非開示の出資を受けている。この一年ほどの間、Panda Graphics はコンテンツ制作やアプリ開発のクラウドソーシング事業を営むスタートアップとの事業連携を強化しており、2014年6月にはモックス、2015年1月にはオハコと資本提携している。

今回の Voip! の事業譲受は、一連のクラウドソーシング事業統合の延長にあると考えられ、Panda Graphics はビジュアル制作、音声コンテンツ制作、アプリ制作など、ゲームの受託開発に必要なリソースをワンストップで提供できるようになる。スタートアップが、事業シナジーのありそうな別のスタートアップを統合し、経営リソースの効率運用を図るアプローチは、韓国の Yello Mobile などにも似ている。

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