3Dジェスチャーによって操作、ポジショントラッキングやARオーバーレイも可能なVRヘッドセット「Impression π」が開発中だ。クラウドファンディングサービスKickstarterで支援を募集し、目標額となる78,000ドルを超える300,000ドルを調達。プロジェクトは成功となっている。
「Impression π」を装着して、ユーザは3D空間で手を使ってアクションを起こすことによって操作することが出来る。ヘッドセットを外すことなく、ジェスチャーによって電話の応対などVRのコンテンツの操作が可能とのこと。
ポジショントラッキングにも対応しており、ユーザの頭の位置をトラッキング。相対的な位置を観測することで実際の動作を判断するようになっているという。
デュアルカメラモジュールを搭載しており、現実世界を映し出すのと同時に、VRのイメージをオーバーレイで表示することが出来る。現実の世界で物にぶつかってしまわないように、警告を発するようにもなっているとのこと。
現在は公式サイトにて予約を受け付け中。スマートフォンを取り付けて使用する、カメラの検知や映像のコントロールを行う基盤が組み込まれたヘッドセットのパッケージが279ドル、スマートフォンの代わりにディスプレイを内蔵したパッケージが359ドルとなっている。発送は2015年12月予定。
BRIDGE Members
BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。- 会員限定記事・毎月3本
- コミュニティDiscord招待