ピアツーピア融資のスタートアップJimubox(积木盒子)は、このたびシリーズCの資金調達ラウンドで8400万米ドルを調達した(編集部注:原文掲載4月23日)。北京を拠点とする同社は7ヶ月前に3700万米ドルをXiaomi(小米)とShunWei Capital(順為資本、Xiaomi創業者であるLei Jun=雷軍氏が率いるベンチャーキャピタル)から獲得している。
今回のラウンドにおけるリードインベスターはイギリスのInvestec Bankであった。Haitong Kaiyuan Investment(海通開元投資)も参画したほか、新規投資家のMandra Capital(曼図宏業)とZhong Capital Fund(熙金資本)もこれに続いた。Jimuboxの既存投資家であるMatrix China Partners、Xiaomi、Shunwei、Ventech China(銀泰資本)、Magic Stone Alternativeもまたいくらか資金を投じた。
JimuboxのCFO兼共同設立者であるBarry Freeman氏はTech in Asiaに対し、当初Xiaomiと組んだことで同スタートアップのトラフィック急増につながったと述べている。このガジェットメーカーが同スタートアップに参画する前はサイトの50%がモバイル由来であったが、今やその割合は70%となっている。
ホットな業界
中小企業に事業者向けローン、個人向けに消費者ローンを提供するサービスは現在2万3000の借り手がいるほか、Freeman氏の言葉によれば、「さらに多い」(実数は明らかにされていない)投資家ベースがあるという。彼らはプライマリーローンなど将来のローンの利子を二次的に取引することで収益を得ているという。
Freeman氏はさらに、2013年8月のローンチ以降、Jimuboxが約60~70億人民元(9億7100万~11億3000万米ドル)の新規融資を行い、そのうちの25%が二次的な取引に移行したという。Freeman氏はさらに、二次的な取引すべてが同プラットフォームの健全性を示しているという。投資家により多くの流動性と短期的なリターンを提供する機会をもたらしているからだ。
中国のマイクロファイナンス業界はここ数年、ウェブ上で爆発的に拡大してきた。こうした動きはDianrong(点融)やRenrendai(人人貸)など多くのスタートアップが関わる投資家の関心にマッチしている。
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【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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