シロクがアプリ内特定ページへの遷移を指定するディープリンクツール「Growth Link」の提供を開始

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数々のグロースハックツールを開発しているシロクが、新たにスマートフォンアプリの開発・運営を支援する新たなディープリンクサービス「Growth Link(グロースリンク)」の提供を開始した

「Growth Link」は、アプリ内の特定ページに直接遷移するために必要となるディープリンクを、簡単に設定することができるサービスだ。シロク代表取締役の飯塚勇太氏によれば、最近、アプリ広告ではアプリをインストールしてもらいたい場合に、クリック率を高めるためにアプリ内容と異なったバナーを表示させてストアに遷移した際に離脱してしまうケースが増えているという。

アプリをインストールしていないユーザが広告をタップした場合、まずランディングページへと遷移させる。ランディングページからストアへと誘導させることでユーザにアプリを理解してもらった上でインストールしてもらうなど、ディープリンクを活用してユーザのインストール状況と行動に合わせてどのページを表示させるかが重要になってきている。

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「Growth Link」は管理画面からわかりやすいUIで設定可能になっている。同サービスから設定できる内容は、URL毎の遷移先振り分け、利用者のインストール状態に応じた遷移先振り分け、ストアでのダウンロードを経由した遷移先指定、遷移先のABテストなどの機能の4つ。A/Bテスト機能も備えたディープリンクツールは国内初だという。

「Growth Link」は、シロクが提供しているグロースハック系ツールのプラットフォーム「Growthbeat」に用意されたツールとデータ連携をして使用することが可能だ。たとえば、ニュースアプリを利用していて芸能ニュースを閲覧していたところから遷移してきたユーザをセグメント化し、対象のユーザに対して芸能関連のニュースを「Growth Push」のプッシュ通知で訴求する、といったことも可能になる。

Googleはモバイル検索結果にアプリコンテンツを掲載する「App Indexing」という仕組みの提供を開始している。これを実装すると、Google検索結果にアプリ内コンテンツへのディープリンクを表示することができるようになる。今後、ディープリンクへの対応はますます重要になってくる。

このタイミングでシロクがディープリンクツール「Growth Link」をリリースしてきたことは、多くのアプリ開発者にとって朗報となるのではないだろうか。

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