Launch Pad 勝者はソーシャルシッティング「KIDSLINE(キッズライン)」 #IVS 2015 Spring Miyazaki

Takeshi Hirano by Takeshi Hirano on 2015.6.12

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本稿は招待制のイベント「Infinity Ventures Summit 2015 Spring」の取材の一部である。

宮崎で開催されているインフィニティ・ベンチャーズ・サミットの壇上で、今年も13社のスタートアップがそのプロダクトを披露した。晴れて、優勝者の栄冠を手にしたのは、カラーズの「KIDSLINE(キッズライン)」となった。

  • 同点2位:人工知能型適正教材「TreasureBox」(COMPASS)
  • 同点2位:カメラとスマホのホームセキュリティ「Safie(セーフィー)」
  • 4位:ネイティブアプリUI解析ツール「USERDIVE for Apps」
  • 5位:世界最小の空飛ぶクルマ「SkyDrive」を開発するCARTIVATOR

世界最小の空飛ぶクルマ「SkyDrive」を開発するCARTIVATOR

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これまでの空飛ぶクルマというのは、どちらかというと飛行機にタイヤが付いてクルマになったようなものが多い。SkyDriveはマルチコプタータイプの機体で空飛ぶ車を実現する。最高速度は100Km/h、価格は500万円を計画。

自動車メーカーに在籍するエンジニアやデザイナーが業務時間外に集まって推進しているプロジェクト。プレゼンテーションでは5分の1モデルの飛行デモが披露され、実験ベースでは1分の1モデルの飛行も成功していた。

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カメラとスマホのホームセキュリティ「Safie(セーフィー)

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2015年4月にMakuakeで先行予約を開始したスマートセキュリティシステムの「Safie(セーフィー)」。スマートフォンと連携することで、自宅や商業施設などのさまざまなセキュリティニーズに対応するクラウドプラットフォーム。

需要が厚いのは、賃貸アパート、ビル管理、テナント、貸しオフィスなど不動産関連業種。セキュリティという観点からだけでなく、遠隔からモニタリングすることで現地に行く手間を省く効率化を目的とした使われ方も増えているという。

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あなたの旅の専属ガイドアプリ「TRIPAN(トリパン)」(Orange)

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旅の専属ガイドアプリTRIPAN(トリパン)」は、海外旅行先の日本人添乗員やコーディネーターに、いつでも、いくらでもチャットで質問できるガイドアプリ。旅先で「道に迷った」「美味しいお店が知りたい」などの質問や要望が発生したら、本サービス内のチャット機能を利用して有料でガイドに質問ができる。質問に対しては、ガイドから10分以内に返答がくる、というのも特長。

ガイドは12月までに同社の審査に通った3000人の登録を見込んでいる。東南アジアおよびヨーロッパを中心に10カ国ほどで使え、1500円で使い放題のプランを用意している。

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登山・アウトドアの新定番「YAMAP & YAMAP Gears

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YAMAP は登山者向けの地図アプリで、携帯電話の電波が届かない山でもGPS電波だけで現在地を知ることができるアプリ。従来の登山者は専用の GPS デバイスを携帯することが多かったが、常日頃から持っているスマートフォンでほぼ同等の機能を提供できるようになったのが特徴。全国4000箇所以上の地図を用意している。

インターネットがつながる環境に戻ったら、登山/下山のロギングデータを YAMAP 上に公開できるほか、どのような装備で登ったか、その山にどのようなアトラクションがあったかなどを他のユーザと共有することができる。

今回プレゼンされたのは新サービスのYAMAP Gear。これは登山、アウトドア用品の価格.COM。アウトドア用品市場の規模は約6000億円。現在のYAMAPで提供されている自分の道具を登録するリスト機能と連動する。こういった用具は価格だけでなく安全性が求められるため、利用者のレビューなどが重要な情報になる。

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今夜なにする?を解決するアプリ「LIVE3

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いま、近くで行われているライブ・イベントを探して、簡単にチケットを購入することができるアプリ。いいイベントがあっても見つけることが難しい。1時間かかって探していたイベントチケットを1分で探すことができる。

情報は専属のスタッフが厳選したチケット情報をキュレーションして提供する。全てモバイルで完結し、音楽、アート、フェスなど、様々なジャンルのライブ情報に対応している。購入したチケットはアプリで表示し、イベントスタッフに見せることで利用が可能になる。

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転職相談アプリ「ジョブクル」

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現在日本には519万人の転職希望人材が存在している。現在の求人情報はわかりづらく、転職エージェントは忙しくて会えない。「JOBKUL」は、ユーザが業種、職種などの自分の簡単な経歴を登録すると、自分に合った転職エージェントがマッチングされる。

エージェントにはチャットで転職の相談ができ、転職先の提案がもらえるというスマホアプリ。スカウトメールなどに比べてチャットベースのため、コミュニケーションがしやすい。転職エージェントの成約から25%の成果報酬費を徴収するモデル。スマイループスは、ANRI、インキュベイトファンドから資金調達を実施している。金額非公開だが、数千万円規模。

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世界一シンプルな資産運用ツール「ZUU Signals

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金融系サービスを複数展開するZUUが開発するサービス。ファイナンス関連のサービスは多いが複雑で多すぎて分かりにくい。そこでこの情報を赤・青・黄の信号で分かりやすくし、保有株の状態を知らせてくれる。

30代、40代の70%は資産運用未経験でこの層を狙う。株価に影響を与える情報のみキュレーションして提供されるので売買の判断がしやすい。

世界標準の資産運用とリスク管理をあなたの手に「WealthNavi(ウェルスナビ)

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WealthNaviは独自のアルゴリズムを活用して、世界標準の資産運用とリスク管理を可能にするアプリ。現在日本では1700兆円の半分が眠ったままになっている。これを流通させるためには個人投資家の運用が必要不可欠。世界の機関投資家は徹底したリスク管理によりリターンを最大化している。

5つの質問に答えることで、最適な投資ポートフォリオがわかるようになり、ベストケース、ワーストケースのリスクが分かりやすく表示される。また利用料金についても、これまでは個人投資家のリターンの多くが手数料に消えていた。金融庁に免許を取り、実際の事業開始後には預かり資産の1%を手数料に考えている。

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ネイティブアプリUI解析ツール「USERDIVE for Apps

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UNCOVERTRUTHが開発するネイティブアプリにおけるユーザの動きを、ヒートマップ、動画、動線で分析するツール。ウェブブラウザの分析ツールの提供や、分析のアウトソーシング事業も手がけている。購入ボタンを押した場所やクーポンを使った場所などの使った場所がわかるロケーションヒートマップを今日リリースした。

USERDIVE for Apps

人工知能を使ったweb分析サービス「AIアナリスト

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「AIアナリスト」は、Google Analyticsのアクセス解析データと連携することで、人間では集計困難な大量データを分析し、サイト内の課題を自動的に発見してくれるツール。課題を発見したらそのまま同社に改善案の依頼をすることもできる。月額3万円で提供されている。

2015年4月にリリースされ、200ページほどあるサイトの場合、「デバイス」「流入元」「入口ページ」「経由ページ」が異なるアクセスを比較する際、その組み合わせの数は膨大な数になる。

WACULは、こうした人間では集計に時間がかかる大量のデータを、人工知能を活用してさばこうとしている。同社は2015年6月にジャフコから約3億円の資金調達を実施している。

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人工知能型適正教材「TreasureBox」(COMPASS)

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これは同社が提供する教材が自動的に学習を進めてくれることによる。タブレット型の教材で4000問の問題が登録されており、そのそれぞれの解くスピード、プロセスなどを解析して何がわかっているかということを理解し、それぞれに合った問題を出し続けてくれる。

学ぶ人には個人差がある。同党の教育を受けても理解度、達成度は違う。まるで1対1で先生が教えてくれるようにその生徒に合った指導をしてくれる。

先生はダッシュボードに集中度が高い、低いという状況を教えてくれるので、何か悩んでいるのか、遊んでいるのか、そういった本当に教えなければならないことに集中できる。公文を超えることを狙っている。

保育や遊びを楽しく記録するみんなの図鑑アプリ「ほいくずかん!」(キッズカラー)

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ほいくずかん!は保育園で働く保育士が子供たちと一緒に遊んだ記録や制作物などを写真に撮って記録することのできるアプリ。

運営するキッズカラー代表取締役の雨宮みなみさんは元保育士として子供たちの育成に携わった人物。保育園の不安定な労働環境などを改善することを目的に保育園で使えるあそびのレシピサイトHoiclueをスタートさせた。ほいくずかん!は同社の新サービスで、登録して共有可能なものについてはHoiclue上でも共有できるようになっている。

ほいくずかん!〜保育や遊びを楽しく記録するアプリ〜___保育の仕事がもっと楽しくなる!みんなのずかんアプリ

日本にベビーシッターの文化を「KIDSLINE(キッズライン)」(カラーズ)

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キッズラインは、育児サポートが必要な親と育児スキルを持つ女性を繋いでくれるプラットフォーム。登録するキッズサポーター(シッター)は、保育士やベビーシッター認定の有資格者、また元看護師や教師など育児スキルを持つ人たちで、英語やダンスができる方など多彩な人材が登録している。カラーズによる面談やお試しシッティングなどに合格した人のみが登録できる。

キッズラインの利用料金は時給1,000円から。また、事前面接などを繰り返す手間はなく、いいキッズサポーターを見つけるとオンラインで即日予約ができる。申し込み、シッターの開始・終了通知、支払いまですべてがオンラインで完結する。

ベビーシッターのキッズライン___1時間1000円から安心安全の即日対応_東京、神奈川対象_

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(共同執筆:モリジュンヤ)

Takeshi Hirano

Takeshi Hirano

ブロガー。TechCrunch Japan、CNET JAPANなどでテクノロジー系スタートアップの取材を続け、2010年にスタートアップ・デイティング(現THE BRIDGE)を共同創業。1977年生。(株)THE BRIDGE代表取締役

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