カブクとランサーズが提携、3Dモデリング領域の人材育成と流通に取り組む

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3Dプリント技術を使ったものづくりマーケットプレイス「Rinkak(リンカク)」の運営を行うカブクが、クラウドソーシングサービスを運営するランサーズと業務提携し、3Dモデリング領域の人材流通で連携することを発表した。

両社が連携するのは、主に3Dデータ作成サービスの拡充と企業との連携。加えて、プロモーション領域でも連携を図る。今回提携により、互いのプラットフォームが持っている実績や技術を用いて、クライアントに新たなソリューションを提案することを目指す。

カブクは5月26日に、3Dプリンタで製造を行う工場向け基幹業務クラウドサービス「Rinkak 3D Printing Manufacturing Management Service」のクローズドβ版のテスト利用を開始している。

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同クラウドサービスは、3Dプリンタで製造を行う工場の受注ウェブサイトの自動作成から、製造工程管理、売上管理までをワンストップで提供することで製造受託業務を大幅に効率化するもの。今後、こうした3Dプリント技術を活用したソリューションの提案と、クラウドソーシングの活用は今後増えていくと見られる。

また、2014年9月には、3Dプリンタ会社のStratasysが約150万人のCADエンジニアが集まるコミュニティを運営するGrabCADを買収している。今回のカブクとランサーズの提携は、こうしたコミュニティづくりにも通じるものがある。

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