アプリ情報プラットフォーム「Appliv」を運営するヴォラーレがフィリピンに子会社を設立し海外展開へ本腰

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Appliv app

アプリ情報プラットフォーム「Appliv」を運営するヴォラーレが、海外進出に注力することを発表した。フィリピンに子会社を立ち上げ、9月末には米国版サイトを立ち上げることも予定している。

「Appliv」はライターが書いたアプリの記事が7万件ほど掲載されており、アプリのプラットフォームよりもユーザがアプリを見つけやすい状態を作りだそうとしている。ブラウザに加えてアプリでも展開しており、ブラウザでは月間600万人以上が訪問。アプリのダウンロード数も累計で100万を突破している。

Appliv

今回、フィリピンに子会社を設立し、英語圏における人気アプリを紹介する英語記事の作成をスタートする。記事のストック数が数千件を突破した段階で英語版サイトを開設。ヴォラーレはまずアプリ利用者の多い英語圏で展開し、他の地域への展開も検討していくという。

海外では「App Annie」のようなB向けのアプリ分析サービスは存在しているが、ユーザ向けのアプリ紹介を大規模に行っているサイトはいない。日本語以外でも展開していくことで、海外でも「Appliv」が存在感を出すことは可能だろう。

ヴォラーレはまだ今年のうちにいくつかのリリースを控えているそうだ。海外展開を本格化していく同社の今後の動きに注目したい。

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