<ピックアップ> Bitcoin Trends In The First Half Of 2015
なんだか興味があるようでイマイチよくわからない次世代金融システムのビットコインですが、最近の動向についてコンパクトにまとまった記事がありました。ビットコイン取引サービスのCoinbaseが発表しているブログで、2015年前半までの動向をまとめています。
ビットコインへの興味のひとつとして価格やボラティリティなどの変動情報がありますが、こうやって半年毎の価格変動をみてみるといかにこの金融システムが乱高下を繰り返しているかよくわかります。(グラフは2011年7月から半年毎の値動き、2015年7月13日時点での昨年比価格は9%ダウン、2年前に比較すると約213%アップだそうです)
ただ、詳しい仕組みはわかりませんが、Coinbaseなどの大手取引所が採用した仕組みによってボラティリティは減少し、ここ最近は安定しているという言及もあり、確かにここ最近の価格については落ち着いているようにも見えます。
さらに詳しいチャートやグラフは元記事をチェックしてみてほしいのですが、面白いのは利用状況が急成長している国別ランキングですね。Coinbaseのデータなのでビットコイン全体のものではありませんが、香港が著しい伸びを示しています。
フィリピンやタンザニアといった発展途上国が、不備のある金融システムの代替として活用するという例は聞くのですが、香港のようにある程度成長している国家で利用が進んでいる理由を知りたいものです。やはり投機なのでしょうか。ちなみにCoinbaseの利用者の約47%、つまり半数は米国外ということです。
その他にもこのBitcoinという国をまたいだ金融システムの最近の動向についてコンパクトにまとまってますので、興味ある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
via Coinbase blog
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