文字でやり取りしなくても、離れた恋人に「あなたのことを想っているよ」が伝わるアプリ「Without」

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image via. Flickr
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<Pick Up> Without will save your long-distance relationship (or try to, at least)

2015年2月にリリースされた、遠距離中のカップル向けのアプリ「Without」。カップル向けコミュニケーションアプリとしては後発だけれど、登録ユーザーは既に6,000人を突破しているのだとか。

FacebookやSnapChatなど広いコミュニケーションの場ではなく、特定の人とだけの空間であることで様々なアプリと併用して使われている。これだけなら他のカップルアプリと変わらない気もする…。

39歳のファウンダーは、過去4年間を彼女と共にニューヨークで過ごして来た。ところが、新しい仕事のオファーを受けて彼女はロサンゼルスに引っ越すことに。彼女がいないニューヨークで、一緒に歩いた道や食事をした店を通り過ぎる日々。

でも、そんな時、いちいちスマホで「このカフェを通り過ぎて、君を思い出しているよ」なんて打ちたくない。相手と2,000マイル離れたところにいても、まるで直接メッセージでやり取りしているのと同じような感覚をどう実現するのか。、その最良の方法は、自分の気持ちや頭の中にあることを「なるべく早く外に出せること」だと考えたそう。

セルフィーが撮れるホーム画面で始まるWithoutなら、さくっとカフェの前で写真を撮るだけ。カップルならではの「I love you」や「I miss you」といったメッセージは、アプリ側が自動的に添えてくれる。写真とテキストのセットを、たった一回のタップで送ることができる。

「遠距離中」のカップルをターゲット層に据えるWithoutだけれど、既存ユーザーの全体の20%をそうではないユーザーが占めるそう。カップルだからと言って超密にやり取りするのではなく、なんとなく「君のことを想っているよ」が伝わるアプリというのは、特に大人なカップルにはニーズがあるかもしれないね。

via. FastCompany

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